最近ちょっと悩んでいることがあります。
それは、手のサイズのこと。
手が小さいからギターが弾けないのかなあ？と思ったりしています。
私の身長は165cm。
50代の年代にしては大きな方です。
中学校や高校のときなど、集会で並ぶときは、いっつも後ろの方。
でも、でも、手は小さめ。
周りの人からよく言われます。
え～？？
身長の割に手が小さいのね～
そうなんです。
身長からは想像できないのですが、手も足も小さめ。
末端は小さめサイズのようです。
手が小さいですし、指も短め。
なんともかわいい「おてて」です
ふと、思いました。
なかなかコードが弾けないのは手が小さいからなのでは？
きっとそうに違いない。
ギターを弾くには手が小さいとダメなんだ。
自分の中でそう結論が出ました。
師匠に聞いてみました。
私：「私、手が小さいんです。だからギターのコードがなかなか弾けないのかもしれません。手が小さいとギターは難しいのではないですか？」
師匠：「えっ？？手の大きさや指の長さは関係ないよ。」
私：「えっ？そうなんですか？」
師匠：「手の大きさや指の長さは全く関係ないよ。」
私：「・・・・・」
師匠：「わたなべかずみって知ってる？」
私：「わたなべかずみ…知りません」
師匠：「わたなべかずみを知らないのか？彼はすごいギタリストだけど、手は小さいんだよ。ギターをやるなら彼のことは知っておいた方がいいよ、調べてみるように。」
わたなべかずみ…
誰？
初めて聞いた名前。
男かな？
女かな？
とにかく調べてみようっと。
調べてみてびっくり
渡辺香津美さんは日本が世界に誇るトップ・ジャズ・ギタリスト。
とってもとっても有名なギタリストでした。
性別は男性。
調べたらすぐに、写真も出てきて、ギターを弾いている映像もありました。
渋くてかっこいいお方
このブログを見てくださる方はギターをされている方が多いので、渡辺香津美さんのことはもちろん知っているのではないでしょうか。
でも、ちょっとまとめてみますね。
・1953年10月14日生まれ
・小学6年生のころから毎日ギタースクールに通っていた
・17才でデビュー「17才の天才ギタリストの出現」と騒がれた
・1979年、坂本龍一、矢野顕子、村上秀一らとオールスターバンド「KYLYN（キリン）」結成
・YMOのワールドツアーにサポートギタリストとして参加
・友人であるパット・メセニーは香津美について、「彼がニューヨークに来たらニューヨーク中のギタリストの仕事がなくなってしまう」と語っている
などなど、とにかくすごいギタリストでした。
そして調べていくと、わかったのですが渡辺香津美さんは、手があまり大きくないことでも有名だったようです。
調べても手のサイズは出てきませんでしたが、映像や写真を見ても手があまり大きくないのがわかります。
他にも活躍しているギタリストさんや、ギタースクールの先生など、手のサイズが小さい方もたくさんいることがわかりました。
中には手の大きさが15cmでスクールの先生をしている方もいました。
ということは、手の大きさは関係ないようです。
私の手は何センチなんだろう？
と思い、定規を出して計ってみました。
私の左手は中指の先から、手首までが16cmでした。
師匠から教えてもらった渡辺香津美さんを調べているうちに、わかったことがあります。
手の大きさや、指の長さは関係ない。
結局はうまくなりたいという情熱なんだということを。
手が小さいから弾けないっていうのは、私の言い訳でした。
ということは、私だって、50代だって、頑張ればなんとか弾けるのでしょう、多分。
手の大きさや指の長さは関係ないとわかってしまったので、ここは頑張るしかありません。
とにかく練習ってことですね
YouTubeで渡辺さんの演奏している動画を見てみました。
指の動きがなめらかです。
滑るように綺麗に動いています。
どうすればあんなになめらかに動くのだろう？
ギターを始めてからというもの、ギターを弾く指に目がいってしまいます。
はい、指だけ見ています。
顔は見ておりません。
指の動きを見て、素敵だなあ～とときめいている危ないおばあちゃんです。
指の動きがなめらかだと、かっこいい男性…
今の私の基準は指です
youtubeやっています。
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