シリル(クロス君・・・・・?何故、記憶を封印されているのに私の名前が・・・?)


シリルは困惑したままだった。なぜなら、クロスの記憶封印の術がゼノンによって打ち消されていることに

気づいていないからだ。


ゼノン「クロス・・・・お主は何故、剣を取る・・・・・?」

クロス「貴方には分かるはずが無いです・・・・・。俺は守るべきものを守る為に剣を取る━━━━」

ゼノン「それは、エンチャンターとしてか?」

クロス「エンチャンターとしてのもある・・・・。そして、大切なものを二度と失いたくないからだ!」

シリル「クロス・・・・・・君・・・・っ」

クロス「シリルさん・・・・・?━━━━っ!」


シリルはゼノンによって取り込まれた。


ゼノン「はははははははっ!この娘は頂くぞ!」

クロス「待てっ!シリルさんをどうするつもりだ!?」

ゼノン「漆黒の戦士に仕立て上げてお前と戦わせるつもりだが?」


その言葉を言うとゼノンはシリルを連れて闇へと消えていった━━━━。


クロス「シリルさん━━━━っ!!」

クライン「クロス君!ここは一旦引いた方がいい!」

クロス「シリル・・・・・・・・・さん・・・・・うわぁぁぁあぁああああっ!!」


第五章終了。


意外な展開へドーン

シリル=ハーヴェストはクロスについてこう話し始めた。

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クロス君は・・・・私と同じ「天上界」からきた者なのです━━━━。


彼は記憶を封印されているので気づかないんです。


クロス君が天上界での称号は「エンチャンター」・・・・・つまり「大天使」に値する力を持っています。


天上界では「天使」と「駄天使」との戦いが古くから続いているのです。


クロス君はその2つの血を引いているんです。


父親の「大天使ライズ」、母親の「駄天使ノイズ」━━━━・・・・


2人は敵同士なのですが恋に落ち・・・・・クロスという名前の子供を授かりました。


そのことを知った「女神エステリーゼ」と「闇黒神ルシファー」は2人の関係を引き裂いたのです。


クロス君は女神様によって「エンチャンター」の称号を与えました。その目的は分かりません・・・・・


その後に地上界にある神樹「ユグドラシル」の聖霊「ドリアード」にクロス君を預けました。


後にクロス君は16歳の青年に育ち、あの戦争があった町に医者として住み始めた━━━━。


という話ですかね・・・・・・・。


クライン「ふむ・・・・天上界最高ランクの「エンチャンター」・・・・・か。」

シリル「私は「クレリック」です。中クラスくらいかも・・・・」

クライン「クロス君は今何処にいるか分かるかね?」

シリル「あ・・・ハイ。私・・・・・イメージした相手を探せる能力があるので・・・・やってみます。」


━━━━能力発動・・・・!「アウリス」!


シリル「え・・・・・・・!?すぐ近くにいる━━━━?」


クラインはシリルの異変に気づき外を見渡した。

すぐ近くに・・・・・狂気に呑まれたクロスが居た━━━━。


クライン「シリル君・・・・・!早くここから逃げないと・・・・!」

シリル「私は逃げません!」

クライン「何━━━!?何故だ!」

シリル「クロス君を止められるのは私しか居ないと思います・・・・・。クラインさんは援護お願いしますね・・・・。」


━━━━見つけた・・・・・・・・・!

我はこれで女神の力に勝てる・・・・・!!


クロスに憑依しているのは狂気の神「ゼノン」。力と迷い、そして絶望感に陥ったものを取り込む者。


ゼノン「お主は天使族のシリルではないか・・・・我の生贄になりにきたのか?」

シリル「クロス君の体を返しなさい━━━━!貴方は滅びるべき存在・・・・・」

ゼノン「黙レ!お主に何が分かる!我ら駄天使は天使の規律をなくそうとしているんだぞ!?なくなれば自由になるのになァ・・・・・」

シリル「規律は守る為にあるもの・・・・・・貴方は聖なる力で消え去りなさい!」

ゼノン「この小娘ガァァァァアアアァァっ! ウガあああぁぁぁあぁああ!!」

シリル「━━━━っ!」


そのとき、ゼノンに取り付かれていたはずのクロスがシリルの前に立っていた。


シリル「ク・・・・クロス君・・・・━━━━!」

クロス「シリルさん・・・・大丈夫ですか?」

ゼノン「何ィ・・・・!我の呪縛から抜けてきたダト・・・・!?」


第四章 後編、終了━━━━。


すっげぇ長い。下書き作るのにも二時間掛かってしまった・・・・。


━━━━アネッサ国 イルミネス軍本部━━━━


カイン「中佐!ご無事でしたか!?」

クライン「何とかな・・・・しかし━━━━・・・。」


クラインは戦争の一部始終を話した。


カイン「闇の中へ消えた━━━━・・・?」

クライン「ああ、声がすると言ってフラっと外へ出て行って消えたんだ。」

カイン「中佐。このカイン少尉・・・・その者の情報を知っていそうな人物を探してきます!」

クライン「頼んだ・・・・・・。」


━━━━ 一時間後・・・・・ ━━━━


カイン「中佐!この本部の近くをウロウロして『クロス』という名前を呟きながら歩き回っていた少女を保護しました!」

クライン「では・・・・つれてきたまえ。」


カインはその少女を連れて戻ってきた。


    「あ・・・あの、ここで私は何をされるのですか・・・・・?」

クライン「君は『クロス=グリーヴ』を知っているようだね。そこで、君の名前と『クロス』について知っていることを

話してもらいたい。」

シリル「私は━━━━・・・・シリル=ハーヴェストと言います。クロス君は・・・・私と同じ種族なんです・・・・・」


第四章前編終了。