フィーナ「クロスさぁーん!」

クロス「はい?どうしましたかー?」

俺の名前はクロス=グリーヴ。

医術の勉強をしながら旅をしています。

フィーナ「アリアが怪我しちゃったの!転んで膝から血が出てるみたいなの・・・・」

クロス「分かりました。今治療に行きます!」

━━━━しかし・・・・俺には、血を見ると狂気に陥ってしまうというデメリットがある。だが、少しの血では

陥らないように克服してきた。

アリア「うわぁぁぁぁん・・・・痛いよぉ・・・・誰か助けて・・・・!」

クロス「アリアさん!大丈夫ですか!?」

アリア「・・・・ぁ!クロスさん・・・膝をすりむいて・・・・痛みが増してきたよぉ・・・・」

クロス「ちょっと待っててくださいね・・・・すぐに終わります。」

アリア「うん・・・・・。」

クロス「・・・・・よし。これでよしっと!もう安心していいですよ」

アリア「あ・・・ありがとう・・・・ございます・・・・」

フィーナ「アリアちゃん!大丈夫?」

アリア「うん。フィーナちゃん、ありがとね!」

フィーナ「気にしないで!じゃぁ、早く遊びに行こっ!ルイン達待ってるよ!」

アリア「あ!待ってー!」

クロス「気をつけて行って下さいねー!・・・・ふぅ、そろそろ部屋に戻ろうかな・・・・っと」

━━━━━━━━30分後・・・・

クロス「はぁ・・・・そろそろ血を克服しなきゃ・・・・」


何故俺が血が苦手かというと・・・・

━━━━昔住んでいた街の診療所で働いていた時に戦争が起こった・・・・

そこでたくさんの人々が死んでいった・・・・・残ったのは俺1人だけ・・・・・


                          -3年前ー

院長「おーいクロスー!この薬運んどいてくれないか?」

クロス「はーい行きまーす!」

看護婦「ねぇ・・・・クロス君・・・・なんか空が黒くない?」

クロス「そうですねぇ・・・・何か起こらないと良いのですが・・・・」

そのとき、住民の1人が来て

住民の男「おい・・・・お前ら!早く逃げろ!戦争が・・・・始まるぞ・・・・っ!」

クロス「え・・・・?戦争・・・・だって・・・・?」

看護婦「先生!早く逃げましょう!」

院長「あぁ・・・逃げるぞ!早く!」

俺が立ち止まっている間に2人は外に行った瞬間━━・・・・

ビチャッ・・・・という音がして俺の顔に何かが掛かった。

クロス「うわっ・・・な・・・何?」

俺は顔に掛かった液体を手で拭い取ってみた。・・・・・それは

血だった。紛れも無く流れ弾にあたって無くなった2人の血だ。それがクロスの顔に掛かったのだ。

クロス「━━━っ・・・・!?血・・・・?」

何度も何度もこすっても血がつくだけ・・・・それが狂気を駆り立てて

クロス「アハハ・・・・・ハハハハハハ・・・・・戦争が・・・・始まってしまったんだ・・・・アハハハハハハハハハハハッ・・・・!

ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!」

それが・・・・俺の全てが狂い始めた時だった・・・・・

クロス「アハハハハハ・・・・切り刻む・・・・何もかも・・・・・解体してやりますよ・・・・全てをぉぉぉおぉぉおぉおおっ!!」


そして俺はメスをもって、軍人や生存者の住民達を切り刻み始めて行った━━━━。

クロス「ヒャーーーーッハァーッ!全て・・・・切り刻んでやる!アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」


第一章自らの過去終了。