人間て不思議だよね。
手に入らないもののほうが
欲しくて愛しくて
求めてしまう気がする。
傍にあるものには
慣れて飽きて興味が
なくなってしまうでしょ。
当たり前なものが
近くにあると
人生はそれだけで
マンネリしてしまう。
小さい頃から
なぜだか一番欲しいもの以外は
すべて手に入った。
だけど一番欲しいものだけは
どんなに頑張っても
手に入らなくて
だからいつもあたしの胸を
熱くして、頭の中は
一番欲しいもので
いっぱいだった。
あたしはいつも
手に入らない男が好き
勝手に言い寄られたり
落とせると最初から
解ってるような男
興味が沸かない
恋愛が好き。
身体を繋げることも好き。
だけどイコールには
ならない。
偽りでも本物でも
本当はどっちでもいいのかも
知れない。
ギリギリの一線を
越えるか越えないか
そんな駆け引きをして
飽きさせない殿を
手放せないのは当たり前で
じわり じわりと
降り積もる雪のように
殿を愛せたら
熱しすぎて燃え尽きない
愛なら、あたしの一生を
あいつにくれてやってもいい。