あたしはめったに自分から
電話しない。
その日は用があって
殿に電話したら
後ろで女の声が聞こえた。
『今飯食いにでてた。
全然大丈夫、どした?』って。
用件だけ伝えてすぐ切った。
あたしも男友達と
遊んだり電話したりする。
大体女の子と二人きりでも
なさそうだったし
遠慮するあたしを
引き止めたのは殿だし。
女とご飯食べてても
怒れる立場でもない。
けど無性にむかついて、
不信感で苦しくなった。
次の日また電話がかかってきた。
『昨日帰り事故して
車廃車になった。』←
(゚Д゚)えーーーーーー。
川に突っ込んだらしい。
普通だったら死んでるって
言われるほどの大事故なのに
怪我は肘打っただけらしい。←
こうして元気(ではないけど)
に電話してきてほっとした。
まぁ、電話してこなかったら
知らなかったけど。
朝四時に帰ったと聞いて
またモヤモヤした。
体震える程怖かった。
心臓痛いくらい安堵した。
あたしは事故で
友達を2人失ってる。
人間はほんとすぐ死ぬ。
神様 あたしの大事な人を
生かしてくれてありがとうって
ため息がでた。
そのこと隠す為に
精一杯明るく振る舞った。
こんな時じゃないと
マンネリしすぎて
殿の大切さが身に染みない。
誰と遊んでもいーの。
誰を抱いてもいーの。
落ち込んだ時に
落ち込んだ声で
電話をする相手があたしなら。
あたしのところへ
戻ってくるなら。
『ぁ。いーこと考えた!!
もー次からは玲ちゃんに
迎えにきてもらおっ(*´人`*)エヘ』
…いつでも迎えに
行くっつーの。ばか。