これと同じ木を見たことがある。

あれはいつのことだったか、忘れてしまうほど遠い昔。


音を立てて雲が流れていく空の下、真っ黒な地平線がそのまま盛り上がって生まれた大きな木。

大地から精気を吸い上げ、脈打つ枝を伸ばし、何かを掴んでいた。


ヘ(・.ヘ)“黄昏”は“宵闇”の上で踊る(ノ.・)ノ


卵の中の眠り続ける大きな鳥を。