「仇を討つってのも簡単じゃないな」
うまく笑えているだろうか。
思いながらイライブは告げた。
「簡単だと、思ったこと、ない。じじ様を、殺したほどの、手練れだから」
シャルは淡々と喋る。どことなく澄ましているかのような、微笑みたくなる愛敬があった。
「俺のせいだと思う?」
口に出していた。
シャルが何のことか分からず、きょとんとした。
「9人、死んだのだよ」
「殺したのが、悪いと、思う。戦争って、いつ誰に殺されるか、分からないから」
独特の理屈をシャルが口にする。
「慰めようとしてくれてる?」
イライブの言葉にたいして、シャルは首を横に振った。
「遺された人間は、悲しむ。だから、人殺しは、よくないってら思う」
うまく笑えているだろうか。
思いながらイライブは告げた。
「簡単だと、思ったこと、ない。じじ様を、殺したほどの、手練れだから」
シャルは淡々と喋る。どことなく澄ましているかのような、微笑みたくなる愛敬があった。
「俺のせいだと思う?」
口に出していた。
シャルが何のことか分からず、きょとんとした。
「9人、死んだのだよ」
「殺したのが、悪いと、思う。戦争って、いつ誰に殺されるか、分からないから」
独特の理屈をシャルが口にする。
「慰めようとしてくれてる?」
イライブの言葉にたいして、シャルは首を横に振った。
「遺された人間は、悲しむ。だから、人殺しは、よくないってら思う」