たぬきの避難。 | 【加藤浩司official blog】たぬきのすみか

【加藤浩司official blog】たぬきのすみか

日本民謡を主軸としたプロパフォーマンスユニット「加藤夫妻」の地方(じかた)として三味線、胡弓、囃子を担当している加藤の旦那 浩司のたぬきな日々が書いてありますw

どうも、天気の良い朝を迎えた加藤さんです。

 

まず、昨日からの線状降水帯による豪雨で被害を受けた方々に謹んでお見舞いを申し上げます。

私に何かできることがあったらお手伝いをさせていただきたいと思います。

 

 

っということで、とにかく大変でした。

加藤夫妻のアジトは梯川沿いに構えており、とても怖かったです。

午前中は様子見でしたがお昼くらいから玄関の石渡の下まで道路からの水が迫り始め、雨の勢いも衰えず怖かったのでとにかく避難の準備。

 

楽器を家から逃すということはどうやっても無理だったので、家の一番高い位置にある押し入れに避難。

とりあえず、食べ物とかカセットコンロとか3日くらいはなんとかなるものを準備して避難したのが1時半くらい。

 

避難した場所は住吉神社の海岸駐車場。

トイレ水道自販機そして小松市からwi-fiも飛んでいてとても助かる場所です。

避難したと思しき車は加藤夫妻も含めて3台。

 

河口から海に向かって吐き出される水の勢いは海からくる波に逆らって流れていくのが肉眼でわかるほど。

夕立のような雨がわずかに弱まったかなーというすごく短い間隔を置いて降り続きました。

避難するときにみた安宅の関前の橋の水位は今までに見たこともないような位置だったのもあり、あそこで氾濫するようなことがあったら、私の家もそうですけど、向かいのお家とかは・・・避難してないのにどうするんだろう・・・。

そんなことを思いながら海岸の駐車場で待機。

 

17時くらいでしょうか。

車でウトウトしているうちに気がついたら雨はほとんどやんでいて、海はさっきまでの雨が嘘だったような顔のすごく綺麗なサンセット。

 

とりあえず家の様子を見ようということで、車で行ってみると無事。

近所も一回りしてようということで車をすすめると場所によって冠水。

用水路は本当にスレスレ。

 

安宅の町からは出られなそうだったので、一度海岸駐車場に戻ってもう少し様子を見ることに。

サンセットはどんどん綺麗になっていくし、虹も見え、カラスも飛び始めました。

駐車場には様子を見にきた人や、車で犬の散歩にきた人が見られるようになり、これなら家に帰っても大丈夫そうかなってところで家に向かうことになりました。

 

梯川の水位はあっという間に下がり始めていていましたが、上流から流れてきた大小様々な流木やいろいろなものが橋脚に引っかかっていました。

 

3年前の長野の豪雨災害の後の千曲川で見た光景のようでした。

 

家に着いて、とりあえず持ち出したものとかを出してひと段落。

本当は買い物の日だったので食材はほとんどなく、冷凍庫で出番を待っていた冷凍食品を夕飯でむしゃむしゃ。

とりあえず、生きている実感と色々無事だったことを有難く思いながら就寝。

 

 

そして今朝を迎えたという感じです。

 

私たちのお家は雨漏りがありましたが、浸水などもなく元気です。

昨日バタバタっと家をまとめたりとか避難準備で、家の中がぐちゃぐちゃしており、浸水こそしていませんが、今日のスタートは片付けから始まります。

 

食べ物も空っぽなので、後ほど買い物にも行きます。

 

 

そんな感じです。

報道では小松市がすごいことになっているという印象ばかりが先行しているので心配されている遠方の方もいらっしゃると思いますので、このブログを持って私たちの無事を取り急ぎお伝えさせていただきました。

 

 

避難指示等が出ているときは絶対に自己判断せず、まずは避難してほしいとおもいます。

 

私もいざ、その指示が出たとき「えー、避難しなきゃなの?」というちょっとした躊躇の気持ちがありました。

テレビでよく見る「避難指示が出ていたが避難しなかった」に至るよくあるあれです。

 

当事者になって初めて実体験した気持ちです。

思った以上に躊躇します。

 

「私の家が、物が!」っていう気持ちが、多分その躊躇を産んでいると思いました。

 

決して助かりたくないわけじゃないんです。避難したくないんじゃないんです。

 

避難しなければならないということの裏には必ず、「家やものを置いていけない!という気持ち」が

想像の右斜め上の上をいう気持ちが湧いてきます。

 

この気持ちが一番怖い!

ぜひ覚悟しておいてほしいと思います。

 

そういうところが避難できない大きな障壁になるということをぜひ認識していただいて

有ってほしくはない有事に備えていただければと、ここまで読んで下さったみなさんには全力でお伝えして

このブログを締めようかと思います!

 

まずは、今日の命に感謝して良い1日にしましょう!

image