加藤夫妻はこれからも「本物」に向き合います。 | 【加藤浩司official blog】たぬきのすみか

【加藤浩司official blog】たぬきのすみか

日本民謡を主軸としたプロパフォーマンスユニット「加藤夫妻」の地方(じかた)として三味線、胡弓、囃子を担当している加藤の旦那 浩司のたぬきな日々が書いてありますw

どうも加藤浩司です。

さてさて、早速ズバッと能登麦屋節全国大会の出場レポートを。

輪島の日の出です!



輪島のお宿を出て会場入りして受付。
私は調子変更もあったのでそちらも無事に済ませて、早速どこかで声出しーっと、三味線を広げて栄さんから歌ってもらっていると…

「いい三味線弾くねー、うた合わしてくれんけ?」と年配のご夫婦がやってきました。

あちこちで三味線弾いて練習している中から私たちに声をかけてくれてとても嬉しかった!
私は、心の中で「私も栄さん以外の誰かに三味線を弾ける時が来たんだなぁ…」と、心の底から嬉しかったです。

栄さんにお囃子も入れてもらい、ご夫婦はこれで大会頑張れるねーって嬉しそうに会場に入って行きました。


伝わってる、ちゃんと伝わってる。
私と栄さんはそんな風におもいました。



予選が始まり調子高い順で進み、妻は1尺5寸、私は1尺8寸。一題歌唱、一般でいうワンコーラスです。

妻も私も思い切り勉強研究した能登麦屋節で予選は二人とも要所ありましたが、通過。


本選は北陸の強豪メンバー。その中に入る栄さん、そして最近見知った顔になってきた新参者の旦那w。



北陸の大会ではとにかく夫婦で予選通過してくる加藤夫妻、でもこれが私たちの足並みの揃い方、二人三脚ならでは。

本選、栄さんも私も予選での諸々をしっかりと修正して、私たちが突き詰めた「能登麦屋節」がふたりともできました。


結果。




努力賞を獲得の栄さん。この時はいい表情。



能登麦屋節はどの賞もカッコよくて大きなトンガリトロフィー!
賞状も筒ではなくて、額がもらえます。

んー?でも表情がイマイチ浮かないですねー。
とりなおしてこれーw



はい…

そうです。

浮かない表情の理由は、私がなにも受賞しなかったからです。



私は自分に与えられた結果を素直に残念に思ったわけですが、それ以上に妻は悔しかったようで…。



その悔しかった気持ちの詳細は、色々な事情で割愛させていただきますが、まぁ察していただきたいw

「あんなに良かったのにどうしてなのかな…?」

そんな風に私の歌を褒めてくれるのは、とても嬉しい。たしかに残念だけど、我々が目指した能登麦屋節が120%やれた上で栄さんが賞を取ったことは私も賞をもらえたも同然なんだよってw

栄さんが先生に教えてもらった「能登麦屋節」のヒントがなければ、私も今日の唄はうたえなかったと思う。先生の教えは本物だし、それを我々がしっかり考えて勉強して研究した歌の背景や時系列、全てにかかるパズルは何一つ間違ってないから、受賞できなかったことより、しっかり向き合ったことで掴んだ私たちの真実を大事にしようよ!って話しました。

受賞に対する悔し涙って、受け止めるのにパワーが入りますよね。

銀メダルで悔し涙の場面てスポーツのシーンでよく見かけます。涙したり笑えないご本人の悔しさは隣で関わった仲間ですら同じ悔しさは実感できない代物です。その瞬間のどうしようもない、行き場のないやつ。あれキツイですよね。


「私が欲しくても貰えなかった能登麦屋節全国大会の大きくてカッコいいトンガリトロフィーなんだからそこは泣かないで喜んでよw」

そんな風に話しながら栄さんに私は…

「でもさ、だからといって我々が民謡、もっと言えば今回は『能登麦屋節』という唄に向き合った時間とプロセスと筋の通った研究を基に出来上がった唄の本質を曲げてまで賞を獲りに行く必要なんかないよ。そんなスタンスで賞を獲っても我々の先生は絶対納得しないと思うし。我々が先生の大切にしている魂をしっかり引き継ごうとするのであれば、これからもこの姿勢は変えちゃダメだと思う!だから私は絶対曲げないから、信じて進もう。」

あれだけ勝ちにこだわっていた1年前の私から出たとは思えないですね。



民謡と向き合うことで、私の歌や藝に対するスタンスが大きく変化しています。

自分が生業にしていこうとする唄藝もっと本物にするために、踏み込んだ民謡という世界の中で、私は今、本当に大切な多くのことを学んでいると感じます。


「うたうんじゃない、訴えるんや」


なら、間違いなく刺さってたよ、私たちの訴えた「能登麦屋節」


っということで、本選終了後結果をまだ知らない私たちの「能登麦屋節」をしっかりやって満を持して授賞式を待つ無邪気な加藤夫妻のピッカピカの表情を最後に貼りますw




さてさて、気持ちを切り替えて…

えーっと、まだ未確定なんですけど



来月、民謡の加藤夫妻。
ついにイベントで不特定多数の前に出現します!!!!!


おおおおおおおおおお!!!!


ちょこちょこ、生演奏の民謡は試運転的な感じで私の演歌のステージに抱き合わせでやったり、限定された場面でやらせていただくことが多かった完全生民謡ですが



ついに単独生民謡ステージ、やります!!!!
ここまできたぜ、ついにw

北陸育ちの栄さんの民謡と、その愛情と厳しさのもと好き勝手にレベルを急上昇させつつある私の三味線による、北陸民謡中心の民謡ステージ!


詳細本決定次第、速報しますので見逃さないようにお願いします!w

ということで、
切り替えていきましょう!

地道な努力で確実な実りを!