セカンドビザの取得条件は調べると

リモートエリア(ゆーたら田舎)なら特定の仕事であるファームとか工場じゃなくてもレストランやホテル、カフェ等のホスピタリティジョブでも取得出来るということなので英語のトレーニングも兼ねてそっちを目指すことにしていた。


まずはアデレードにて情報収集。




2週間程オーストラリアを離れていたが

帰ってきたことを実感。



バリ島編み込みスタイルのままなので

日本人に会うとまあまあはずい。



ブッキングしてたホステルへ到着。

その名もテキーラサンライズ🍸



入ると警察が来ていた!

あとで聞くと、未払いでチェックアウトの時間が来てもベッドから動かずに発狂してる人がいて追い出してもらっていたらしい。。


ただ、こちらからしてみると

ホステルの名前にテキーラが入っているのもどうかと思う。




ここはホステルじゃ珍しく朝夕食が付いていた

お金がないので助かります。。



時間になったらぞろぞろと出てきて

並んでいくシステム。



量は多いけど、味はまずい。

感謝しながら塩胡椒をかけて頂いた。


日本人が居たので聞くと、ここにいる人達は

ここで生活しながら仕事に通ってる人がほとんどらしい。


最悪仕事見つからなかったら

ここに帰ってくれば何かは仕事紹介してくれそうだな、と一応の保険を確保。


ただこの集団生活は2日で嫌になった。

自分の部屋が欲しい!!!






働き先を探すリモートエリアは

メルボルンにいる時から決めていた。

野生の直感がそうさせた。



そこは考えうるオーストラリアの島の名前で

もっともダサく、安直な名前


いざ、カンガルーアイランドへGO!!!



アデレードからバスが出ていたので

早朝に乗ってフェリーを乗り継ぐ。



天気は良好。波は穏やか!

幸先良し!!



カンガルーアイランド最大のタウン

キングスコートのメインストリート。。


人がほとんどいないので不安しかなかった。



住むところは決まってないが

観光地ではあるのでカフェやレストラン、ホテルはいくつかあり明日レジュメを配る為に何軒か目処をつけておいた。



とは言っても街の生きた情報は

酒場にあり!!ということで

夜は街で唯一のバーにて情報収集。



カウンターのおばさま達はビール片手に

犬のレースに賭けている。



その後どーゆー話の流れでそうなったのか

わからないがお腹を突き出し叩いて

お互いを持ち上げ合っていた。

かなり酔っていらっしゃる。。



ただ、ここではおばさま達よりかなり有力な情報が得られた。


ここには働く所はいくつかあったとしても

住む場所がないとのこと。。笑


しかし、オーロラオゾンホテルでは

従業員は住み込みで働けるらしい。


もうここしかない!!!



そこはホテル兼レストランなので仕事は十分にあり、そして何を隠そう本日より4泊させてもらうホテルではないか〜!!!!


ツキがまわってきている〜



次の日早速受付にレジュメを持って行き

働かせてほしい旨を説明。

マネージャーが不在なので明日また来てくださいということに!!



なので気持ちを切り替えて観光に!!

港町のフィッシュ&チップス



近くにカンガルービール工房があるので

歩いて向かってみることに。。



とぼとぼと車道を歩いていたら

車を停めて送ってくれた、ナイスガイ!!



黒ビールは苦手だが、ここのは

フルーティーで美味かった!寒いけど


Googleマップ上では

この先にピンクソルトラグーンがあるというのでもれなく歩いて向かってみることに



ビール工房から片道1時間半の道のり

退屈なので音楽を聴きながら

両サイドがユーカリの木っぽいので

コアラを探しながら歩くことに。





絶対に同じ場所には共存しない

速度制限100kmとこども横断の標識。が常識





敵と見なしてからの判断がはやい羊。



当然コアラは見つからず

なんとかたどり着いたが、若干予想していた通り全然ピンクじゃないラグーン。



ゆーてもソルトラグーンなので

生命のいない死んだ風景。



帰りは若干遠回りになるが

羊牧場の中を堂々と横断して帰ることに。



虹がきれい見えたが、、

向こうは雨が降っているのか??

それはほんとにやめてほしい。



1匹柵から抜け出してしまって戻れない

羊がいたので誘導しているうちに映画フォレストガンプの名シーンみたいになってしまった。




忘れてはないつもりだったが

ビール工房から宿まで1時間くらいあるので

2時間半程歩かなくてはいけないのに

あたりはかなり暗くなってしまった。。



野生の動物にビビりながら

ひたすら歩いているとなにかが横切った!!


かなり怖かったが、カメラを灯りを向けると

紛れもなくあいつがいた!!







フラッシュで撮るとかなり目が怖い

意外と動きもはやいし、爪長いしで可愛さはどこにもなかったが野生のコアラという感動でずっと見ていられた。






この一瞬があっただけで

なんだかんだ行けて良かった。





次の日問題の仕事の話


マネージャーの判断は今じゃない!だった



観光シーズンになれば住み込みのバイトを採用しているが、今は足りているということでまた1ヶ月後に来てくださいということだった。


そんな時間はないし、ここが無理なら

他も無理か〜と諦めがついた。



次の日も再度めげずにアプライしてみるべきかもしれないが、そんな勇気はなかったので

すぐに帰りの船をブッキングした。




この日はラグビーワールドカップ前哨戦で

オーストラリアvsニュージーランドの試合をしていたのでお馴染みのバーに観戦に行ったが、まさかの視聴率0 & 音声はロックミュージック





このカンガルーアイランドの

フレディマーキュリーが音声を変えることを

当然許してはくれなかった。



こんな個性の強い人が集まるバーにて


半日で街を周り切ってしまえるこの街で

むしろ仕事見つからなくてよかったのかも!と自分に言い聞かせ、島を去ることにした。







なかなか仕事先が決まらないことに

焦りはあったが、まあこうなったら

最終手段のカードを使うしかないかあ。。




おわり。