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日経平均は下落も、トレンドは崩さず上昇局面のまま。
来週、イベント通過のあく抜けから再び4万円突破を試すか。
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前日の米株安から東京市場は売りが先行、日経平均は寄り付きから200円超安、序盤は下げ渋る場面もあったが続かず。
次第に下押し圧力が強まって下げ幅を拡大、節目39500円を明確に割り込んだ10時辺りからは下げが加速した。
11時11分には601.73円安の39247.41円まで下落、前場は引けは安値からやや戻した程度、488.71円安の39360.43円で終えていた。
後場は、前場終わりよりやや高くスタート、特に悪材料も無いなかで、ドル/円が朝方よりやや円安に振れるなどして支え要因となった。
前日まで4連騰の反動が出で、前場は大幅に値を下げたが、後場は下げ過ぎとの見かたもあって押し目買いを誘ったか。
(前日までの4連騰で約750円上昇、一時的に節目4万円を回復ともなっていた)。
いっぽうで、香港ハンセン指数や上海総合指数が下げていたことなどが重し、週万要因もあって戻りは限定されて、大引けとなった。
(日経平均の終値は378.70円安の39470.44円)
日銀短観(12月)については、サプライズは無しに、利上げは12月にやらなくても1月にはやるとの、全体的な相場観に変化はなし。
大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス14と、悪化を見込んでいた市場予想に反し、小幅ながら2期ぶりに改善した。
大企業・非製造業はプラス33と2期ぶりに小幅悪化した。
さて、今週に日経平均は、前日(12日)の取引で一時は大台4万円に乗せるなどした。
週末の本日は、前日の4万円乗せの達成感や、前日までの4連騰(約750円超高)の反動から売り優勢となった。
ただ、売り一巡後はいっていの底堅さを示して、移動平均線チャートの5日線(39443円)を維持と、トレンドを崩した印象はない。
週足においても、前週に13週線と26週線がゴールデンクロスと好転させ、今週も13週線(38764円)を下回ることなく推移した。
変わらずトレンドは上昇局面にあって、来週は重要イベントを無難に通過、あく抜け感から再び大台4万円突破を意識した展開へ
(来週は17日-18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18-19日の日銀金融政策決定会合を控える)
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