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明日の週末の日経平均は26週線乗せで終えれば良し。
悪くても13週線、52週線を維持して終えておきたい。
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前日の米株安から東京市場は売りが先行、日経平均は約300円安で寄り付き、節目38000円を大きく下回り、37800円台からスタートした。
ただ、寄った後の下値は限られて37700円台で売りが一巡、その後はプラス圏に浮上して、215.53円高の38320.39円まで上昇した。
しかし、その後は上値が重くなって10時以降は値を消し、前場は二桁高にとどまり終了した(49.39円高の38154.25円)。
後場は前場終りよりやや高くスタート、前場の日経平均が朝安の後は下値の堅い展開となったことが安心感につながったもよう。
いっぽうで、38200円台に位置する75日移動平均線や200日線が抵抗に意識されて、上値は限定されてマイナス圏に沈む場面もあった。
とはいえ、売りが強まることもなくプラス圏に再浮上、上昇幅は二桁もプラス圏で引けた(終値は38.43円高の38143.29円)。
さて、日経平均は、一時40000円台の大台に乗せた先週15日以降、前日までの6営業日で1800円を超す下げに。
また、前日まで11日営業日連続で日足のローソク足が陰線となっており、株価の上値の重さが指摘されていた。
本日については、売り優勢でスタート後、直近のここまでの下落に対しての反動から買い優勢に。
日米の選挙や企業決算、金融政策イベントなどを控えて、上値は積極的に追えずだったがプラス圏で大引け。
12日ぶりに日足のローソク足が陽線となったほか、節目38000円を維持と、この水準での底打ち感が意識される。
米株市場についても、前日は主要3指数がそろって下落、目先の勢いはなくなっている印象はある(長期債利回りの上昇が続き不安要素)。
しかし、トレンドは依然ポジティブで、あくまで調整局面といったところ、押し目買いが下値を支える見込み。
今晩も指数が高値圏で推移するなかで利益確定や持ち高調整の売りは出てくるだろう。
ただ、前日発表されたテスラの四半期決算は市場を上回る増益を記録し、ハイテクを中心に買戻しが入りやすく支え要因、底堅い値動きか。
その中で明日の週末の日経平均は、週足の移動平均の26週線(38453円)に乗せて終えることができるか。
下げる展開となっても、13週線(37838円)、もしくは52週線(37332円)を維持して終えておきたいところ。
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