【明日の投資戦略】注目指標を受けた米株高を好感も円高が重し、日経平均は続き13週線を抵抗に推移。 | 株初心者でもわかる!! ”超越トレード”ー富への道しるべー (Glove Bamboo Co.,Ltd.)

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米注目指標は無難に通過され米株高を好感も円高が重し。

日経平均は13週線を突破できるかどうかが目先の焦点。

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前日の米株市場で、主要3指数(NYダウ、S&P500、NASDAQ)がそろって最高値を更新、米株高を好感するかっこうで、東京市場は買いが先行した。
日経平均は、寄り付きから200円を超える上昇、そこから一段高ともなって早い時間帯に500円超高、38900円近くまで上昇した。
ただ、その後は戻り売りに上値が重くなり上げ幅を縮小して前場を終えていた(前場終値は283.84円高の38669.57円)。
しかし、後場、上げ幅を取り戻す展開となり、終盤に563.65円高の38949.38円とこの日の高値を付けて、そのまま高値圏で大引けとなった(本日終値は534.53円高の38920.26円)。

米株市場で主要指数が最高値を更新したことがポジティブ視するいっぽうで、為替がドル安(円高)に振れたことが重しとなっている面も。
米国で発表された注目指標(CPI)から米金利が低下、それを受けて為替はドル安(円高)に振れた。
米注目指標を無難に通過したことは安心材料となったが、それを受けてのドル安(円高)、日銀のタカ派懸念が意識されている面も。
東京市場は国内の決算発表が概ね一巡して材料難、ここから一段と買い上がるには新規の好材料が必要で、その待ちの状況か。

日経平均は、500円超高となったものの、週足の移動平均の13週線(39043円)を上値の抵抗にした推移が続いている。
日足では、25日線(38445円)こそ回復も、一目均衡表では雲に差し掛かった程度(雲下限38387円)。
目先、13週線を回復となれば、同線をサポートに動きがよくなり、日足一目均衡表の雲突破へ(雲上限39778円)。
こうした時には、出遅れ感も意識される日本株は、買い安心感を改めて高め、全体として上を試しやすくなってくるか。

 

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