【明日の投資戦略】週末の日経平均は、32500円付近に位置する13週線を維持できるかが焦点。 | 株初心者でもわかる!! ”超越トレード”ー富への道しるべー (Glove Bamboo Co.,Ltd.)

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日銀会合の結果が発表される明日、政策変更なしの場合は見直し買いへ。

日経平均は32500円付近に位置する13週線を維持できるかが焦点。

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本日の東京市場は朝方から売りが先行、前日の米株安が嫌気されて、日経平均は寄り付きから心理的な節目33000円を大きく下回った。
寄り付き後も、時間外の米株先物安や他のアジア株安が重しとなり下げ幅を拡大、後場も一段安となり、下落幅は400円越えに。
大引けもそのまま安値圏、452.75円安の32571.03円となった。

さて、米国で発表されたFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果がタカ派寄りと受け止められて、金融引き締めの長期化が警戒された。
事前予想通りに政策金利は据え置かれたが、政策金利見通しやパウエルFRB議長の記者会見で年内の追加利上げの可能性が示唆された。
FOMCを受けて、米長期金利が上昇、米ハイテク株安の流れが東京市場にも波及した。

ハイテク・グロース(成長)株を中心に売られて、日経平均は1%を超えの下落率に。
前日(20日)は、心理的な節目33000円を辛うじて維持して終えていたが、本日にあっさりと割れて一段安。
チャート状では、移動平均の75日線(32644円)を割れる水準まで低下した。
これより下、32500円付近には25日線(32482円)、週足の13週線(32476円)がサポートに控える。
明日の週末、とりあえずは、これらより上で終えておきたいところ。

明日は、日銀会合の結果が発表されるが、今回の会合では、金融政策の現状維持との見方が優勢。
ただ、円安に対する当局の出方が警戒されており、政策変更リスクへの警戒感はなくはない。
政策変更なしの場合は、グロース株が見直されることになるか、直近の下落の反動もあり、強い反発が見られる可能性も。
とはいえ、警戒感は残り、米国で弱い経済データが確認されるなどし長期金利が明確に低下に転じるまでは強きに傾けもにくい。
そのため、引き続き、バリュー株優位の展開が今後も続くと見ておいたほうがよさそうだ。

 

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