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日経平均が節目33000円突破、この事が新たな買い材料にもなり一段高か。
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本日の東京市場は、前日の米株市場が休場と手掛かり材料に乏しいなか、やや買い優勢でスタート。
日経平均は序盤に、心理的な節目33000円に乗せた後に伸び悩み、3桁下落となる場面もあった。
しかし、下げ幅を広げてくると押し目を拾う動きが見られて下げ渋り、前場は2桁下落で終了。
後場も、下値の底堅い推移が続くなか、プラス圏に浮上して上げ幅を拡大して終盤には再び33000円台に到達。
引けにかけてはもう一伸びあり、33000円を上回ったまま高値引けとなった(日経平均の終値は97.58円高の33036.76円)。
また、マザーズ指数も、5日ぶり反発と、動きの良さが目立った(マザーズ指数の終値は10.70pt高の768.79pt)。
さて、日経平均は、前日までの6連騰の短期的な過熱感から上値の重い場面もあったが、節目33000円に乗せて終了と強くあった。
前日までの連騰やこの間の上昇幅があったなか、底堅さを印象付ける一日となった。
また、マザーズ指数も1.4％の上昇と強くあった。
東証プライムの主力株が広く買われて全体を底上げした後、全体がやや小休止する場面で新興株に買いが向かっていた。
上手く物色が循環しており、地合いの良さが意識される。
好地合いのなか、日経平均が節目33000円を突破してきたことが、新たな買いを呼び込む材料になってきそうだ。
そうした中で、今晩の米株市場がどう動くかも注目されるところ。
前週末1日の米株市場で主要3指数は高安まちまち、NYダウは反発もハイテク株主体のNASDAQは6日ぶり反落となっていた。
(NYダウ終値は34837.71(+115.80(+0.33%))、NASDAQは14031.82(-3.15(-0.02%)))
この日に注目された雇用統計で失業率が悪化したほか、平均時給は横ばい予想を下回り。
これを受けて、連邦準備制度理事会（FRB)の引き締め継続への警戒が和らいだ。
ただ、当局者からはインフレ抑止が不十分との見解を受けて長期金利は上昇、ハイテク関連を中心に売り優勢にあった。
今晩については、伸び悩みが予想される。
FEDウォッチによると、今月開催の次回連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利引き上げの予想は9割超に達し、全般的に売りづらい。
半面、FRB当局者の引き締め継続方針を背景に長期金利は底堅さが目立ち、ハイテクを中心に買いが入りづらい展開か。
ただ、原油相場が足元で堅調地合いを強めており、エネルギー関連には買いが入りやすく支え要因となってくるか。
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