【明日の投資戦略】明るい兆しが見え始めた株式市場も、週末にかけてに発表の重要指標の結果次第か。 | 株初心者でもわかる!! ”超越トレード”ー富への道しるべー (Glove Bamboo Co.,Ltd.)

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先行きについて明るい兆しが見え始めた株式市場。

ただ、週末にかけて重要指標の発表を控え、それら結果次第の面も。

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本日の東京市場は、米株高が好感されて買いが先行、日経平均は300円超えの上昇となり節目32500円に乗せる場面もあった。
後場に積極的な売買が手控えられる中で上げ幅を縮小、上昇幅は3桁に乗せた程度、106.49円高の32333.46円で大引けとなった。

さて、株式市場では、先行きについて明るい兆しが見え始めている。
前日に発表の米労働省雇用動態調査(JOLTS)の7月求人件数は882万7000件と前月(916万5000件)から減少し市場予想950万件を下回り。
また、前月分は速報値の958万2000件から916万5000件へと下方修正されている。
自発的離職者の割合や失業者1人に対する求人件数も着実に減少しており、総じて逼迫していた労働市場の緩和を示唆する内容となった。
この結果を受けて、米10年債利回りは4%前半まで大幅に低下、22日に付けた4.36%からのピークアウト感が強まるチャート形状に。
それに伴って、米株市場も、NASDAQやS&P500が上値抵抗となっていた移動平均の25日線、50日の移動平均線を上回るなど回復基調。
米長期金利の低下を背景としたハイテク株高により、トレンド好転への期待は高まっている。
好決算発表も発表後に冴えない動きにあった米半導体大手エヌビディアも足もとは続伸と復調傾向。
東京市場でも半導体関連の支え要因に意識される。
半導体を中心としたハイテク株の上昇が続けば、相場は8月の調整期間を経た9月以降は、再び上昇基調を辿ると期待される。
日経平均も本日、移動平均の75日線(32250円)や25日線(32278円)に乗せて終了。
加えて、週足の13週移動平均線(32450円)を、今週、目先に回復となれば、チャート形状の好転も意識されてくるだろう。

その中で、今週末にかけて発表の米個人消費支出(PCE)コアデフレーターや米雇用統計への注目度は高い。
結果次第では足もとの明るいムードが暗転する可能性もあり、警戒される。
明日からの週後半にかけては、いったん上昇一服感が出てくると予想される。

 

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