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日経平均は調整入りか？いっぽうでマザーズは連日で強く上昇。
出遅れ感の強い中小型株・新興株にトレードチャンスを見出していきたい。
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前週末(17日)の米株市場は反落も、為替が円安にありポジティブ視、日経平均は小幅ながら続伸したスタートした。
その後、高値警戒感が意識される中で売りに転換、一時は200円超えの下落幅、節目35500円を割れるなどした。
しかし、その水準では下げ渋り、押し目買いも入り、小幅ながらプラス圏に再浮上して前場は終えたいた。
ただ、目新しい材料にも欠けて、後場は再び売り優勢、前場の安値を下回り売りが加速、軟調に推移して、本日の取引は終了した。
(日経平均の終値は335.66円安の33370.42円)
チャート状で見た日経平均は、上値は重たくなるなか、5日移動平均線(33416円)割れで大引け。
このまま5日線割れをキッカケに調整に向かいそうだ。
今晩の米市場が休場、週後半22日からは端午節の関係で中国(～23日)・香港市場も休場となる。
その他、今週は経済指標の発表も少なく、全体的に手掛かり材料難なこともあり、調整へ向かいやすいか。
とはいえ、前週に主要中央銀行の金融政策決定会合を無難に消化した安心感もあり、調整は深いものにはならないだろう。
また、月後半にかけては株主総会が集中しており、株主還元の強化策などへの思惑も相場をサポートする見かた。
日経平均が反落となったなか、新興市場は堅調な展開が続き、マザーズ指数が連日の大幅高に(マザーズ終値は22pt高の852.37pt)。
4月以降の上昇率が大きい値がさ株や大型株に上昇一服感が台頭しており、出遅れ感の強い新興株へ物色が継続された。
依然として出遅れ感の強い中小型株・新興株にトレードチャンスを見出していきたいところ。
上昇相場前半の値がさハイテク株の一極集中から次第に大型株、そして中小型株・新興株へと良い形で物色が循環してきている。
この形が続くようであれば足元の上昇相場は息の長いものになっていきそう。
そうした面でも、日経平均がこのまま調整入りとなっても、続き新興株や中小型株に物色が向かうか注目しておきたい。
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