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日経平均は25日線と75日線がゴールデンクロス。
25線をサポートに、下値を切り上げることが出来るか。
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週明けの東京市場は、前週末の米ハイテク株安が重しとなり、やや売り優勢でスタート、日経平均も小安く寄り付いていた。
しかし、ディフェンシブセクターが堅調に推移して指数の支え要因、徐々に下げ幅を縮小して、プラス圏に浮上するなどした。
ただ、米経済を巡る不透明感が意識されているほか、新規の手掛り材料にも欠けて、明確な方向感は出てこないままの手かい。
動意に乏しい動きが大引けまで続き、日経平均は18.81円高の27531.94円で終えた。
今週は、今晩の米国市場がプレジデント・デー(大統領の日)で米国市場が休場。
23日(木曜日)が天皇誕生日の祝日で国内市場が休場。
そうしたなか、週を通じてポジションを傾けにくい展開にあり、上下どちらにも振れにくい展開か。
イベント事は、21日に2月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)、2月の米サービス部門PMI、22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、24日に1月の米個人消費支出(PCEデフレーター)の発表が予定されている。
足もとでFRB高官らの発言が相次ぐなか、FOMC議事要旨(1月31日、2月1日開催分)でインフレや金利見通しに関する議論がタカ派色の濃いものだった場合、米長期金利の上昇や為替市場での円安傾向が強まりやすいだろう。
また、パウエルFRB議長がインフレ動向を測るうえで正確な指標としている、PCEデフレーターに投資家の関心が集まりそうだ。
チャート状での日経平均はここまで、移動平均の75日線(27307円)が下値のサポートに意識されるいっぽうで、上値は直近の戻り高値水準27800円付近を抵抗とした展開が続いている。
その中で、切り上がる25日線(27310円)と75日線とゴールデンクロスと本日になり、今後は25日線をサポートに下値が徐々に切り上がってくるかといったところ。
米国市場の動向次第ではあるが、変らず日経平均が27500円を下回る場面は押し目狙い、戻り高値水準27800円を突破してくる時には、買いを強めたいといったところ。
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