みなさん、こんにちは。
東京市場前場概況と後場の見通しをお伝え致します。
前場の日経平均は大幅続落(559円安) 米株の続落受けて売られる展開
米株市場は、2日まで開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)後のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の会見で、米金融引き締めの長期化が懸念されて、2日、3日と軟調な展開に。
米株安の流れを引き継いで、休場明けの東京市場は売り優勢で始まった。
日経平均は、寄り付きから300円近くの下落幅となり、その後も先物売りを交えて下げ幅を拡大、一時は631.37円安の27032.02円まで押す場面があった。
その後は下げ渋ってはいたものの、戻りも鈍くさえない動きのまま、前場の取引は終了した。
日経平均前場終値は-559.38円の27104.01円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がりは389、値下がりは1378、変わらずは70。
業種別では、値上がりが30業種、値下がりが3業種。
値上がりは、空運、銀行、卸売のみ。
値下がりトップは、ガラス・土石、精密機器、水産・農林。
後場の見通し
前場の日経平均は、大幅に下落となるなか、心理的な節目27000円付近では下げ渋った。
移動平均の25日線(26978円)が上向きにあり、サポートとして強い。
これがサポートに繋がり、節目27000円付近で下げ渋っている見かた。
後場も、節目27000円を割り込むことなく推移するのではないだろうか。
ただ、今晩の米雇用統計の公表を控える週末、これを警戒した売りも出てきやすいと注意はしたい。
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