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来週は11月1-2日に開催の米FOMC(米連邦公開市場委員会)に注目。
内容次第ではビッグイベントとなる可能性がある。
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本日の日経平均は200円超えの下落幅で続落となった(終値は240.04円安の27105.20円)。
前場の早くには360円超えの下落幅、心理的な節目27000円を割れる場面もあり、そこからは下げ渋ったかっこう。
前日の米NASDAQ安が嫌気されて売り優勢も、国内企業の好決算などが支えとなり、いっていの下げ渋りを見せた。
米国では、米大手ハイテクでGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)のうちアップル以外の業績が悪化した。
ただ、アップル以外の4社が日本の産業に及ぼす影響は小さい、国内企業の好決算が続けば日本株が見直されるとの期待がある。
そうした強弱感が対立する動きに本日はあったか。
来週は、11月1-2日に開催される米FOMC(米連邦公開市場委員会)が注目される。
前週末のウォールストリート・ジャーナル紙の報道(12月の会合でこれまでより小幅な利上げを検討する公算が大きいと報道)。
また、サンフランシスコ連銀のデーリー総裁やセントルイス連銀のブラード総裁らの発言の変化から、政策スタンスの転換が期待される。
11月会合での0.75ptの利上げはほぼ確実だが、12月会合の利上げ幅縮小に向けてどのようなメッセージが出されるか注目。
緩和とまではいかずも、利上げ減速に向けた雰囲気作りに、どんなメッセージを出してくるか、それ次第ではビッグイベントとなる可能性がある。
米株市場が上に振れれば、もともと割安感も強くある日本株には強い後押し、国内企業の好決算も続くなどポジティブ材料が重なれば、全体としても上に振れていきやすい。
チャート状での日経平均は、27000円以下での底堅さが確認されるいっぽうで、27500円水準では75日線が控えて上値抵抗となっている。
戻り売りが活発化する可能性が高い27500円水準を突破出来るかが目先、来週の焦点となってくるか。
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引き続き「インバウンド関連」の銘柄の押し目。
足もとに買い戻しが活発化している「半導体関連」、その中小型株。
また、企業決算が本格化するなか、業績への安心感の高い銘柄の動向を注視。
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