7/14『東京市場見通し』をお伝え致します。
前日13日の米株市場は主要3指数そろって下落、米6月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る強い内容となり、インフレ加速への警戒から売りが優勢となった。
ただ、米株は下げはしたものの、CPIが強いことはある程度織り込まれており、序盤に大きく下げた後、いってい程度戻して終了。
また、米債券市場は値動きが荒くなったものの、景気後退が意識されて10年債利回りは低下。
金利の急上昇が避けられたことでNASDAQはプラス圏に浮上する場面もあり、3指数の中では最もパフォーマンスが良かった。
米株がパニック的な下げとならなかったことは安心材料であり、東京市場は売りは手控えられやすいだろう。
とはいえ、買い材料にも乏しく、強弱感が交錯するなか、方向感に欠ける展開が予想される。
(前日の日経平均終値は26478.77円)
日経平均予想レンジは26300円-26600円。
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