とりあえずは、グロース株買いの展開が続きそう。
ただ、目先に注目イベントを多く控えており、危うさも残る。
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本日の東京市場は、景気敏感株を中心に厳しい展開にあった。
ただ、金利低下を追い風にグロース株は堅調な動きが目立った。
(米10年債利回りは前日に一時2.7％台を付けるなど、5月下旬以来の水準にまで大幅に低下)
実際に指数では、日経平均やTOPIX(東証株価指数)が下落したが、マザーズ指数は大幅に上昇した。
日経平均は、このまま、節目26000円で底堅さを示して値を固めていけるか(日経平均の終値は315.82円高の26107.65円)。
マザーズ指数は、25日移動平均線(658pt)をサポートにこのまま底打ち、75日線(697pt)を突破できるかが焦点(マザーズ終値は13.03pt高の679.72pt)。
とりあえずは、このまま、景気敏感株売り・グロース株買いの展開が続きそうにある。
ただ、スケジュール的に、今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨やISM非製造業景気指数などの発表。
今週末には米6月雇用統計が控えている。
雇用統計では平均賃金の伸びなどが注目され、さすがに週末にかけては足元勢いづいているグロース株が小休止してくるか。
また、上場投資信託(ETF)の決算が週末に集中することから、分配金の捻出売りへの警戒もある。
日米ともに、グロース株に活況で、全面安となっていないことは心強いが、危うさも残る。
現状、上値追いには慎重姿勢、下げたところの押し目を拾っていくスタンス。
銘柄を選別する際には、しっかりと上昇トレンドに乗り、業績に安心感のあるもの。
尚且つ、先行きに期待感のあるテーマ性を含んでいると上値は伸ばしていきやすいか。
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株価は、前月(6月)の前半に年初来高値を付けてから、調整挟む展開にあったが、それが丁度良い押し目となり、再びトレンドは上方向に転換してきている。
※そのほかにも、業績への安心感から上昇トレンドに乗る銘柄や、「DX(デジタルトランスフォーメーション)関連」など、テーマ性を材料にトレンド転換期にある期待株などを取り込み中、あわせて、ご期待ください。
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