日経平均は、過去に反転した経緯のある25500円水準、6月20日安値(25520.23円)を維持するか試される週へ。
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本日の日経平均は大幅に3日続落となった(457.42円安の25935.62円)。
引き続き、世界景気の減速懸念から軟調な地合いを継続。
朝方発表された6月日銀短観で大企業・製造業の業況判断指数(DI)が予想を下回ったことも嫌気されたもよう。
また、週明けの米株市場が休場、3連休を控えていることもり、週明けの日本株の需給悪化を懸念、見送り要因になったか。
さらには、8日のETF(上場投資信託)の分配金支払いに伴い、これについての需給の悪化、それを見越して売りが活発化した。
週間で見た日経平均は、27000円台に乗せる強さも前半にはあった。
しかし、欧米の中央銀行が改めてインフレ退治にはある程度の経済的犠牲はやむを得ないと発言、週後半は軟調な動きを強いられた。
来週も、上値の重い展開、日本を除く世界の主要中銀が金融引き締めに動いており、景気が過度に冷やされかねないとの懸念が引き続き相場の重しになる。
また、国内でも東京都で新型コロナウイルスの新規感染者数が増加に転じており、経済正化の後ずれが警戒される。
そうしたなか、切り返すだけのサインは見当たらないのが現状。
日経平均は、25500円前後の水準で、過去に反転した経緯があり、6月20日安値(25520.23円)を維持するかどうかが試される週になりそう。
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