マザーズ指数は本日、下げたとはいえ、いっていの底堅さを示した。
25日移動平均線を下値のサポートにリバウントへと期待。
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足もとに、日経平均は、前々日28日までの4連騰で900円の上昇をみせていた。
そのため、前日(29日)の下落については当然の調整。
むしろ、移動平均線チャートの5日線を維持するなど、むしろ健闘した1日にあったと言えるだろう。
そうしたなか、米株市場も高安まちまちでむかえた本日、材料に欠けて売り買いともに手控え、下値もそれなりに底堅いと見られた。
しかし、寄り付き前に発表された5月鉱工業生産指数が、予想以上に弱かったことが重しとなり、朝方から売りが先行。
部品不足からの回復への期待がしぼみ、自動車や機械など輸出関連は軟調な銘柄が目立った。
また、米国での半導体関連株の下げが日本市場に波及、東京市場でも値がさの半導体関連株が弱く、指数の重しに。
足もと、月末にかけての需給期待もあったが、これも一巡、一時的な支えに過ぎず、世界景気後退への警戒感が根強いようだ。
チャート状での日経平均は、前日こそ下げ渋った5日移動平均線(26722円)をあっさりと割り込み、節目26500円も下回って下値模索に。
日足一目均衡表においても、雲(上限26618円-下限26510円)を割れており、次のメド、同チャートの転換線(26291円)がサポートとなるか(日経平均の本日終値は411.56円安の26393.04円)。
いっぽうで、マザーズ指数は本日、下げたとはいえ、いっていの底堅さを示したと見れる。
移動平均線チャートにおいて、25日線(659pt)が、下値のサポートに意識されたもよう(マザーズ終値661.56 pt)
個別でも中小型株について、好材料が発表されたもの、続きテーマ性を材料に、トレンドに乗る銘柄が見られる。
7月に入ると参院選を控えて政策機運が高まってもいくだろう、改めて、政策に絡むテーマ株が物色される場面なども増えていくか。
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株価は、今月の前半に年初来高値を付けてから、調整挟む展開にあったが、それが丁度良い押し目となり、再びトレンドは上方向に転換。
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