個別で見ると、指数の動きとは関係なく、上昇している銘柄も少なくない。
テーマ性を材料にした物色意欲は健在、この流れには乗っておきたい。
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本日の日経平均は、5日ぶり反落、下落幅も250円近くと、それなりにともなった(終値は244.87円安の26804.60円)。
前日の米株市場が景気に対する楽観的な見方が後退して大幅続落、米株安を受けて朝方から売り優勢となった。
特に半導体関連など値がさのグロース株を中心に売られ、前日まで地合い改善が感じられたムードが一変、下押しを余儀なくされた。
日経平均は、前日こそ、25日、75日、13週、26週の主要移動平均線が集中する心理的な節目27000円に乗せて終えていた。
しかし、本日は、この水準での上値の重さが改めて意識されることになった。
足もと、全体の支えとなっていたのが、ハイテク・グロース株。
前週は景気後退懸念が強まるなかでも、金利の低下がハイテク・グロース株を押し上げていた。
しかし、米10年債利回りは、先週後半の一時3％割れを窺う水準からは大きく上昇した位置にある。
そうしたなか、ハイテク・グロース株も上値が重くなったといったところ。
また、スケジュール的にも今後は、月初に6月の米雇用統計など、注目される経済指標の発表が多数控えている。
そのため、7月前半は再び波乱含みの地合いとなると警戒されている面もあるのだろう。
ただ、日経平均は、5日移動平均線(26677円)サポートに、下値はいっていの底堅さを示していた面もある。
ここでリバウンドして、再度、節目27000円超えを試す可能性も残してはいる。
また、個別で見ると、指数の動きとは関係なく、上昇している銘柄も少なくない。
足の軽い銘柄への資金の流れが活発化しており、テーマ性を材料にした物色意欲は健在。
この流れには乗っておきたいところで、注目したいのは「メタバース関連」とされる銘柄など。
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株価は、今月の前半に年初来高値を付けてから、調整挟む展開にあったが、それが丁度良い押し目となり、再びトレンドは上方向に転換。
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