日経平均は明日の週末、13週移動平均線に乗せて終えれるか。
乗せて終えれれば、下値への安心感が増すところ。
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本日の日経平均は小幅ながらマイナス圏で3日続落となった(終値は72.96円安の26604.84円)。
朝方は前日(25日)の米株高の流れに乗って買い優勢でスタート。
日経平均は早くに、220.95円高の26898.75円まで上昇した。
しかし、その後は、時間外の米株先物がさえず、ドル/円がの円高基調にあるのどし上値を抑えらる展開に。
また、米エヌビディアが引け後に発表した決算を受けて、時間外で大きく下落。
半導体関連などのハイテク株の下落が重し、日経平均はマイナス圏とプラス圏を行き来する値動きが続いたあと終盤にやや売りが強まった。
日経平均は、心理的な節目27000円に接近すると戻り待ちの売りに押される。
前日の米株市場は、FOMC議事要旨公表後に買い優勢となり上昇も、底を打ったという確信は持ちづらい。
引き続き、米株市場が不安定な動きが警戒されるところにあり、日本株の上値も重たいといったところ。
さて、本日の米株市場では、前日(25日)の引け後に決算を発表して、時間外で大きく下落しているエヌビディアの動向が気がかりにある。
これを受けて、本日の東京市場では、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>などの半導体関連が軟調にあり、重しとなった。
今晩の米株市場で、実際に、エヌビディアが、どれほどに下落するのかに注目されるところ。
売りが先行する見通しだが、東京市場は、すでに、いってい程度の下落は織り込んでいる。
想定されるほどの下落とならずと場合、また、売り一巡後にあく抜け感が出てくるようであれば、悲観的な見かたはおさまるか。
また、この他に、コストコやダラー・ゼネラル、ダラー・ツリーといった小売企業の決算発表が予定されている。
前週に、ウォルマートやターゲットといった小売大手の決算が、相場の急落を招いており、これらへの注目度も高いか。
決算以外では、1-3月国内総生産(GDP)改定値、新規失業保険申請件数、4月NAR仮契約住宅販売指数の発表が控える。
GDPは速報値とほぼ変わらずの低調な内容へ、新規失業保険申請件数は減少予想、中古住宅販売は一段の悪化が見込まれる。
そうしたなか、米景気減速懸念による売りが続きそうだが、前日はFOMC議事要旨が想定内にとどまり上昇した。
夏場以降の利上げ幅縮小や引き締め加速中断といった観測が一部で浮上、FRBがタカ派姿勢を和らげるとの期待が続くとも期待される。
今晩の米株市場の見通しとしては、上値は重いも買戻しがいっていの支え要因、下げ渋る展開となりそうだ。
そして、日経平均は今週のここまで、週足チャートにおいて、13週移動平均線(26815円)を意識したような展開にある。
明日の週末、同線に乗せて終えれれば、下値への安心感が増すだろう。
っとなれば、週明け、来週、心理的な節目27000円突破を意識するような展開へと期待がつながるところ。
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