米FOMC結果公表は特段サプライズ無しへ。
目先のあく抜け感から短期的な切り返し期待できる。
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本日の日経平均は3桁下落の続落で終了も節目27000円は維持、下値はそれなりにしっかり(終値は120.01円安の27011.33円)。
また、他の主要指数ではTOPIXがほぼ横ばい、新興市場のジャスダックやマザーズはプラス圏で終了した。
米FOMC(米連邦公開市場委員会)結果発表や米FRB(連邦準備理事会)議長会見と注目イベント前ながらも雰囲気としては悪くなかった。
日経平均は、場中には心理的な節目27000円割れとなるが、終値では維持するなど、この水準が目先の底と印象づけた感もある。
米FOMC結果公表において、特段サプライズが無ければ、目先のあく抜け感からとりあえずは短期的な切り返し期待できる。
市場ではすでに年4回の利上げと年央からの量的引き締め(QT)はほぼ織り込み済み。
焦点は3月の利上げ幅が0.25%と0.5%のどちらなのか。
また、量的緩和縮小(テーパリング)のペースを一段と加速した上でQTの前倒しがあるのかといった点。
足元の米経済指標は下振れが目立ち、それら見る限りでは、景気やマーケットに配慮して、今回は過度な引き締め策の発表はないか。
そうなれば、足もとに大きく売り込まれていたハイテク・グロース株など中心に見直し、控える決算発表なども後押しとなってくるか。
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足もとに米長期金利の上昇などがあり、割高感が意識される高PER銘柄に対する売り圧力が強くあるなか、PERが低く業績期待の高い中小型株に注目し銘柄推奨致しました。
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