早いもので今年の株式トレードも本日で終了となりました。
そこで、今回は、2021年の振り返り。
そして、2022年の相場展望を書いていきます。
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2021年の振り返り
今年も新型コロナウイルスに振り回された1年となりました。
日本中がずっと我慢の生活を強いられるとともに、8月には1日の新規感染者数が25,000人を超え医療資源の逼迫が指摘されるなど非常に厳しい情勢となることもありました。
ワクチン接種が進み年後半には感染者が落ち着いてきたのは本当に喜ばしいことですが、世界では新たな変異株「オミクロン」の感染が広がり、日本でも足元感染者数が増加が懸念されるなど、まだまだ油断は禁物、なんとか収束に向かってほしいといったころ。
さて、そんな2021年、株式市場の動きはどうだったか。日経平均を軸にざっくりではありますが、確認していきましょう。
日経平均の、本日(12月30日)の終値は28791.71円、まず、これは昨年末に比べて上昇しているか。
昨年末の終値は27444.17円、昨年末比上昇率は4.6%と上昇も小幅なものとなりました。
他の海外の株式市場と比較しても一目瞭然、米国でNYダウが18.6%、NASDAが23.1%上昇と、物足りないパフォーマンスと言えます。
今年はコロナの影響が残りながらも先進国の株価は概ね堅調で、ドイツのDAX指数、英国のFTSE100はそれぞれ15%前後の上昇率に。
そんな物足りないパフォーマンスとなった2021年の日経平均。
年初来安値(26954.81円)を付けたのは8月20日、その後に急反発して9月14日には年初来高値30795.78円を付けました。
この間、短期間で大きく上昇するすることになりましたが、高値をつけた後は急落し、10月6日には27293.62円までの下落に。
その後、この8月20日と9月14日の間につけた安値と高値を突破されることなく、安値が切り上がり、高値が切り下がりの展開といったのが、ここまで。
さて、来年はどのようなマーケットになるのでしょうか。次に、来年の相場展望を書いていきます。
2022年の相場展望
足元はオミクロンの影響等で世界的に感染者数が大きく増加している。
ただ、一部報道では弱毒化に向かっているのではとの指摘も。
その指摘が本当だとすれば、いよいよ来年は脱コロナに向け世界的に経済が正常化に向かうことになるでしょう。
そうしたなか、大きなカギを握るのは、米中の堅調な景気回復。
特に、中国の景気回復や株高が欠かせなくなってくるか。
米国のITハイテク株の上昇だけでは日本株は上がり切れない可能性が。
ここまで、上海株やCSI300指数は下値水準を切り上げる波動を形成しており、決して弱くはない。
中国の景気浮上策があとあと効果として出てくることを織り込んでいる可能性は十分にある。
加えて、米長期金利は安定化なども後押しとなれば、2021年に調整を強いられたグロース株への見直し買いへ。
2021年の日経平均のパフォーマンスが物足りなかったことは述べましたが、それよりて厳しかったのが新興市場のマザーズ指数。
マザーズ指数は、昨年33%と大きく上昇した反動も大きく21%の下落と非常に厳しい下落となりました。
最高のシナリオとしては、グローズ株の多いマザーズ市場の見直し、バリュー株への押し目買いが同時に起こり、相場全体として底上げてくること。
脱コロナに向けて世界的に経済が正常化に向かうとすれば、日本で再び外国人観光客の受け入れが始まってくる。
足元の円安傾向にもあり日本に旅行したいという外国の方はに多いと見れ、観光関連とされる業種が脚光を浴びてくることもあるか。
その他にテーマとして注目したいのは、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連。
今年日本で最も進化したのは、官庁のデジタル化でしょう。
6月に、規制改革推進会議は、2025年までに行政手続きの98%をオンライン化するという目標を公表しました。
9月にはデジタル庁、11月にはデジタル臨調とデジタル田園都市国家構想実現会議も創設され、まさにデジタル一色でした。
これに並行して民間でもデジタル化が進みました。
ただ、その割にまだあまり成果が見えないってのが現状の印象。
要因に考えられるのは、、中小企業経営者の高齢化によるデジタル格差。
しかし、これについても来年以降に急速に改善すると期待する。
高齢者のデジタル意識は高まっており、今年初めの国際調査によれば、高齢者のIT機器(スマホ、PC、タブレット)の利用率は、欧米の50%程度に対し日本は28%に留まっております。
ところが、IT機器を利用しない理由について、5年前に比べて「必要性を感じないから」と答えた人が大幅に減少(70.4%→49.2%)。対して、「使い方が分からず面倒だから」と答えた人が大きく(26.8%→50.3%)増えました。
これが示すのは、使い方さえわかればIT機器を使いたいと思う高齢者が増えているということ。
これは大きな進化ですし、政府も、こうした流れに沿って経営者のデジタル化支援を加速させるのではないでしょうか。
そうしたことから、来年も引き続き、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連される銘柄には注目したいと見ております。
さて、ここまでは、基本的に相場が良い方向にすすむことを前提に述べてきましたが、逆も想定しておく必要もあるでしょう。
海外景気が悪化する局面では日本株の上昇も見込めません。
新型コロナウイルスについては、相場は耐性がだいぶ付いており、感染に関連する報道に株価が大きく反応することはないとは思いますが、突然生じうる外的ショックには注意が必要か。
懸念するのは、天災リスクや地政学リスク、現実的なところでいうと米中摩擦の激化が3年ぶりに台頭する可能性があるか。
日本株は国内の買い手が不在で、仕掛け売りなどに対する耐性が弱い状態にもあります。
この耐性が急に強くなることはなく、いったん大きく下げに転じてしまえば、立て直しに時間がかかってしまうことになるでしょう。
最後に、上記のことふまえ、チャート状で見た日経平均の2022年の予測。
8月20日と9月14日の間につけた安値(26954.81円)と高値(30795.78円)をちらに抜けてくるかが今後の焦点となる。
そうしたなか、2022年の初めにとちらかを突破することが視野に入ると考えられます。
上に突破した場合、再び3万円に乗せとなり上昇トレンドに乗るでしょう。
っとなれば、2021年の大きなレンジの値幅となった2000円程度を9月14日の高値に加えてみると、33000円辺りまで上昇余地あり。
いっぽうで、下に振れば場合は、逆に8月20日の安値から2000円を差し引いて25000円辺りまで下落することが考えられる。
つまりは、2022年は、ここまでのもちあいを上下どちらに放れて株価が動き始めるのか、年初からの値動きがカギを握っていると見ております。
例年、1月は 「1月効果」と呼ばれ、ニューマネーの流入から株価が上昇しやすいと言う。
そして、1月相場が強いとその年の株価は上昇するとのアノマリーも。
まずは、1月、好地合いへと期待したいところです。
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