連日で心理的な節目28000円上で大引け。
続き、28000円-28500円へのレンジ移行を意識。
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本日の日経平均は5日ぶり反落となった(終値は55.49円安の28015.02円)。
日経平均は寄り付き後こそ、200円超えの上昇、28200円台後半まで上値伸ばす場面があった。
しかし、その後は高値警戒感の強まりを受けて、戻り売りや利益確定売りから上げ幅を縮小、後場にはマイナス圏に沈んだ。
米国や欧州での株高を背景に、日本株もその流れに乗る展開に足もとはあった。
ただ、依然として、国内での新型コロナウイルスの変異種デルタ株や医療体制逼迫への警戒感が上値抑えているか。
とはいえ、前日に続き、本日も、心理的な節目28000円上では引けた。
場中も28000円を下回ることなく推移した。
5日連続で上値と下値を切り上げ、マイナスで引けたとはいえ、本日も底打ち感を強めたと見れるか。
チャート形状的にも200日移動平均線(27994円)、25日線(27952円)が下値のサポートに意識される。
変らず、節目28000円、200日線、25日線を下値メドに、75日線(28502円)が位置する28500円を上値メドにしたレンジへ移行を意識。
28500円突破には、連日で軟調にある半導体製造関連の東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>などが切り返してからか。
物色の流れとしては、米国のインフラ投資法案が上院で可決されたことを受けて、景気敏感株に対する関心が高まっている。
また、中小型株の決算発表は本格化するなか、好業績銘柄に個人を中心とした買いが向かっている面も。
続き、好決算で上昇トレンドに乗る銘柄の押し目。
決算内容は悪くないも、売られてしまった銘柄などの底値など中心に買い仕込みチャンスか。
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