日経平均はレンジ相場が続くか、そのなか中小型株優位の展開へ。
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本日の日経平均は3日ぶり反落となったものの、下落幅は100円をやや超える程度、いっていの底型さ示した。
(日経平均終値は109.75円安の28608.49円)
連日の上昇で777.82円高とで大幅に値を上げていたを考慮すると、本日の動きは悪なかったと見れる。
米株高に付いていけない日が多かったが、逆に米株が下げる場面でも下値は限定的、出遅れ感ゆえの安定感か。
下値については、心理的な節目28500円がサポートとなりそう。
いっぽうで上値は29000円、またこの手前の25日移動平均線(28768円)付近で重い。
前日(13日)の取引で、場中には25日線上回る場面あったが終値では乗せれず。
本日も25日線控える28700円手前で戻りが鈍っていた。
前日、本日とで、この水準での戻り売り圧力がそれなりに強いことが印象付けられている。
いっときは、28500円-29000円付近でもみあう展開と想定しておきたい。
米国では4-6月期決算が始まっている、昨晩には大手金融株の、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなどが発表。
これら、ともに大幅な増益決算ながらも、売り優勢となった。
初期反応は、織り込み済みとなったかっこう。
ただ、日本株の場合には、前回の1-3月期決算以降に大きく株高となった銘柄は少ない分、織り込み済みで売られる可能性は低い。
しかし、安川電機<6503>が好内容だった決算受けて急騰も、その後の、買いが続いていない。
この反応を見ると、やや今後の決算シーズンに対する期待値が下がる。
その買い手の存在の理由としては、海外勢の買いが日本株に向かっていないことにあるだろう。
国内での4度目の緊急事態宣言、政局動向の不透明感などが主として挙げられている。
これらの要因が解消される見込みは現状は薄い。
っとなると、安川電機<6503>のような好決算が相次いでもすぐには海外勢の買いが入らず。
日本株は想定外に上値が重いといった展開になる可能性もあるか。
そうしたなか、主力処、大型株については、少なくとも4-6月期決算が出揃うまで、手掛けにくいとか。
ただ、このような状況下では、中小型株が優位性を発揮しやすい。
本日、日経平均が下落したいっぽうで、新興市場はマザーズ、ジャステックともに小幅ながら上昇で引けた。
テーマ性のある銘柄なども決算期待や値ごろ感が意識される銘柄も少なくない。
「脱炭素関連」、「再生可能エネルギー関連」、「電気自動車(ＥＶ)関連」、「DX関連」や「サイバーセキュリティか関連」など。
それらの動向に期待したいところ。
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