新興市場は景気の動向に大きく左右される銘柄が少ない。
東証一部よりも新興市場の方が先に回復してくるだろう。
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本日の日経平均は、場中に下げ幅が4桁となる場面があるなど大幅安(終値は953.15円安の28010.93円)。
先週、もみ合い上放れに失敗したところからの急落で、チャート形状は悪化した。
大幅安のキッカケとなった米株市場は、FOMC以降は不安定な値動きにある。
そうしたなか、明日22日、パウエル議長の議会証言が予定されており、ここでの発言が注目される。
ブラード米セントルイス連銀総裁が2022年中の利上げを示唆したことが、18日の米国株の大幅安を引き起こした。
これをパウエル議長がミスリードと認識しているのであれば、同氏の発言を修正するようなアナウンスが出てくるだろう。
そうなれば株式市場には一定の安心材料となる。
いっぽうで、早めの利上げもあると市場が意識するような発言が出てくれば、ダメ押しの下げに見舞われる可能性もあり注意か。
明日に関しては、今晩の米株市場の動向によるが、基本的には買いは手控えられやすく、売り手優位の展開が予想される。
新興市場も本日は、東証1部市場での大幅な下げに連れ安するかっこうで軟調、マザーズが4日続落、ジャスダックが続落に。
ただ、新興株市場は景気の動向に大きく左右される銘柄が少ない。
景気敏感セクター中心に売られた東証1部と比較して下げ止まっている感もある。
東証一部よりも新興市場の方が先に回復してくる可能性が高いか。
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