前日17日の米株市場は高安まちまち、10年債利回りの低下を受けてハイテク株主体のNASDAQは上昇。
いっぽうで、金融株が売られ、その他に商品先物相場の全面安を受けて素材、エネルギー株が軒並み安、NYダウとS&P500は下落した。
米株市場でNYダウが下げとなったことはネガティブも、NASDAQの上昇が安心材料。
米長期金利に上昇一服感が出てきたこともあり、本日の日本株の下値はしっかりとなるだろう。
ただ、引け後に黒田総裁会見を控えており、これを確認したいと様子見姿勢となりやすいか。
日銀会合に関しては、政策に変更はないと思われる。
ただ、FOMCがタカ派色の強い内容になったこと、4月以降、日銀のETF買い入れ姿勢に変化が出てきている。
そうしたなか、黒田総裁がどのようなメッセージを市場に届けるかには注目が集まる。
前場は日銀会合の結果発表を前に動きづらく、後場も総裁会見を前に様子見姿勢と予想する。
日経平均予想レンジは28900円-29300円。
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