明日は寄り前に10月の機械受注、中国のCPI、PPIの発表を予定、これらを受けて、目先の方向性が出てくる可能性あり。
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日経平均は3日続落となった。朝方に200円以上下げたところからは戻しており、底堅い印象にはある。
ただ、先週までの地合いであれば、プラス圏に難なく回復していただろう。
しかし、そこまでの戻しの勢いなく、戻す場面では心理的な節目26500円付近で伸び悩み、この水準下回っの大引けとなった(日経平均終値は26467.08円(80.36円安)。
明日は寄り前に10月の機械受注、10時半には中国のCPI、PPIの発表が予定されいる。
これらを受けて、目先の方向性が出てくる可能性はあるか。
ポジティブな反応、機械株や中国関連株など中心に、景気敏感セクターが見直されれば、全体として売り圧力が和らぐと期待される。
いっぽうで、ネガティブな反応となった場合には、25日移動平均線(25699円)など意識に調整色を強めそう。
とはいえ、同線は右肩上がりにあり中長期的なトレンドは維持、26000円付近で調整一巡か。
新興株市場は、ジャスダック、マザーズともに反発と本日になった。マザーズは前日に4％超えの下げ、その前にも売りが続いていたことを考えると、反発力は物足りない、自律反発の域は脱していないだろう。
来週からはIPOラッシュとなることがあり、IPO銘柄を買うために、キャッシュポジションを高めたいニーズもあるとみられる。
目先、新規上場銘柄に物色が向かいやすくなるだろうが、IPOラッシュ通過後、年末年始相場への期待もあり、テーマ株への物色もみらるなか、底堅さは意識されてきているのは確か。
テクニカル面で、ストキャスティクスなどオシレーター系指標が低下、週足一目均衡表の基準線(1155.02pt)などがサポート線となり、底打ち感が出てきている面も。
先駆してテクニカル的に調整一巡がされるテーマ性のある銘柄などの動向は続き注視しておきたいところ。
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