物色は個別で材料があるものや、コロナウイ
ルス感染対策に関連した銘柄、テレワーク、
巣ごもり関連などに向かいやすい。
また、加えて、「5G関連」の動向にも注目。
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東京市場は本日、方向感に欠ける展開にあった。
日経平均はプラス圏とマイナス圏を行き来し、結
局は小幅高で、本日の取引を終えた。
(日経平均終値は+21.06円の22717.48円)
上げても下げても勢いがつきそうなところで、そ
れをさせずといった動きにあった。
今週は4連休を控えるほか、米主要企業の決算
が本格化、これ受けての米株市場の動向が注
視されるところで、上値に関しては慎重姿勢にあ
った。
いっぽうで、金融財政政策が相場を強力に下支
えするという構図は何ら変わりなく、チャート面で
も25日線(22484円)がサポート線、22500円が目
先の底に意識されているようだ。
米主要企業の決算では、20日にIBM、21日にテ
ラダイン、テキサス・インスツルメンツ、22日にバ
イオジェン、マイクロソフト、テスラ、23日にインテ
ル、Tモバイル、ツイッター、ベリサイン、24日にア
メリカン・エキスプレスなどが予定されており、東
京市場が休場中にも注目決算は多く控えている。
先週末にネットフリックスの決算が失望され売ら
れていたことがあり、続き相場を動かす材料とな
りやすいと警戒されている面があるようだ。
また、国内でも連休明けの来週からは決算発表
が本格化する。
明日以降も続き、今週は上下どちらにも方向感
は出づらいと予想する。
そうしたなか、物色については、個別で材料が
あるものや、コロナウイルス感染対策に関連し
た銘柄、テレワーク、巣ごもり関連などに向か
いやすい。
また、加えて、英国政府が日本政府に対し5Gの
通信網づくりで協力を求めたことが伝えられた
ことがあり、関連銘柄に注目は向かいやすいか。
その他、来週から本格化する決算を前に、好業
績が期待される銘柄などへも、買いが向かう可
能性はあるだろう。
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