【1/28 東京市場概況】日経平均は続落(127円安) 終盤にかけて下げ幅縮小しほぼ高値圏大引け | 株初心者でもわかる!! ”超越トレード”ー富への道しるべー (Glove Bamboo Co.,Ltd.)

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1/28東京市場概況をお伝え致します。


本日の日本株は朝方から売られる展開。続き、
新型コロナウイルスに伴う世界経済減速懸念
が重しとなった。
日経平均は、200円超えの下落幅でスタート。
節目23000円は割り込まなかったことから、
寄った後に一段と下押す展開とはならなかっ
たものの戻りは鈍く、下落幅200円前後、23
100円台でのもみあいが、後場の終盤まで続
いていた。
しかし、14時を過ぎた辺りからは買い戻しが
入り、終盤にかけて下げ幅を縮小、3桁下落
ではあったものの、ほぼ高値圏で取引を終え
た。
時間外取引での米株価指数先物高や、後場に
入っての日銀のETF(上場投資信託)買い期待が
支えとなったようだ。

日経平均終値は-127.80円の23215.71円。

東証1部の出来高は11億7125万株、売買代
金は2兆1940億円。

騰落銘柄数は値上がり735銘柄、値下がり13
35銘柄、変わらず89銘柄。

業種別では値上がりが2業種、値下がりが31
業種。
値上がりはその他金融、空運のみ。
値下がりトップは鉄鋼、鉱業、石油・石炭。

日経平均は本日、23000円割れも意識されて
いたものの、それは回避、その手前の23100
円台で下げ渋る展開、引けでは23200台前半
となった。
株安の要因となっている新型コロナウイルス
については、感染者数が、これまでに確認さ
れていなかったカンボジアやカナダなどとい
った国でも新たに観測されるなど広がってお
り、世界経済への影響を見極めたいとの向き
は強い。
2003年のSARSの時は、結局は相場への影響
は一時的となったことから楽観的に見かたが
あるいっぽうで、当時よりも中国の経済成長
率が落ちていることや、訪日観光客数が20
倍以上にも増えていることから、2003年時と
は状況が違うと警戒する見かたもある。
続きコロナウイルス関連の新たなニュースに
左右されやすい展開は続くと警戒しておきた
い。
テクニカル面での日経平均は、75日移動平均
線(23242円)を、やや割れる程度にとどまっ
ており、早期に回復できればといったところ。
新型コロナウイルス感染者数の拡大への歯止
めなど、ある程度の収束感が確認されれば、
市場は世界経済の改善および企業業績の底入
れ感というメインシナリオに戻っていくと予
想される。


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