た注目株を紹介、お伝え致します。
日経平均は続伸(110円高) 買い一巡後は上
値限定も堅調地合い続き大引け
本日の東京市場は朝方から買い優勢の展開
にあった。
前日の米株市場が強い動きにあったことや
円安が好感されたかっこう。
日経平均は序盤に3桁の上げ幅となり、163
.42円高(23903.29円)まで上値伸ばす場面
が見られた。
しかし、買い一巡後は上値が重く、上げ幅
縮小、プラスは維持しながらも、ほぼ安値
圏で前場の取引を終えていた。
(前場日経平均は+36.22円の23776.09円)
日経平均は前日に500円以上の上昇、昨晩の
米株高を先行して織り込んでいた面があっ
たことや、米雇用統計を控える週末、東京
市場は3連休を控えていることがあり、上
値追いには慎重姿勢の面が強かった。
後場、前場終りより強く、堅調にあったも
のの、3桁上昇まで戻した後、それ以上の
上値は限られ、前場の安値-高値間での推
移にとどまった。
日経平均終値は+110.70円の23850.57円。
東証1部の出来高は10億9160万株、売買代
金は2兆1678億円。
騰落銘柄数は値上がり977銘柄、値下がり1
076銘柄、変わらず107銘柄。
業種別では値上がりが20業種、値下がりが
13業種。
値上がりトップは鉱業、医薬品、海運。
値下がりは繊維製品、電気・ガス、水産・
農林など。
来週の見通し
日経平均は年末にもたついた水準24000円
近辺では上値の重さが意識されやすい見
かた。
本日も、中東情勢の更なる悪化回避や米
中貿易協議の進展への期待などから、米
株市場が強く後押しとなったものの、239
00円に乗せる場面では伸び悩んだ。
米雇用統計の発表を控えた週末とあって、
上値追いに慎重姿勢となるのは想定範囲
内ではある。
連休明けは、米雇用統計受けての米株市
場が続き強い展開にあれば、日経平均も
上値が追いやすくなる。
その他、日経平均の足を引っ張ったのが
指数寄与度の高いファストリ<9983>(前日
の決算が嫌気されたかっこう)。
いっぽうで、同じく前日(9日)決算発表し
た安川電<6506>は、評価は分かれ、マイ
ナスに転じる場面があったものの、あく
抜け感の方が強く上昇して引けた、今月
下旬から順次発表される10-12月期決算
に期待をつなぐ形となっている。
来週は東京市場の連休中の外部環境が落
ち着いていれば、心理的な節目24000円
超えから一段高と期待できそう。
連休明け12/17高値24091.12円まで一気に
トライすることが出来れば、一段と強気
になれる。
ただ、下振れするようだと、一端、24000
円水準での上値の重さが意識されること
になりそうだ。
いずれにしろ、とりあえずは外部環境次
第の面が強い。
来週の日経平均の予想レンジは23500円-24
300円。
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