米中協議をはじめ重要イベントが一巡した
後にあり、新たな材料が不足、朝方から様
子姿勢の強い展開にあった。
日経平均は、先週末の大幅高(598円高)の
反動もあり、やや売り優勢でのスタート、
早々に23950.05円(73.05円安)まで下げる
場面あるも、これがこの日の安値に。
その後はプラス圏に浮上する場面がある
など、売り買い交錯、ほぼ横ばいで前場
の取引を終えていた(前場終値24018.52円
(4.58円安)。
後場も前場に続き日経平均は、節目24000
円近辺でのもみあう展開にあったなか、
引け間際にまとまった売りに押され、ほ
ぼ安値圏で取引を終えた。
日経平均終値は-70.75円の23952.35円。
東証1部の出来高は11億3444万株、売買代
金は1兆8617億円。
騰落銘柄数は値上がり992銘柄、値下がり
1047銘柄、変わらず118銘柄。
業種別では値上がりが10業種、値下がりが
23業種。
値上がりは水産・農林、不動産、その他製
品など。
値下がりトップはゴム製品、海運、金属製
品。
日経平均の24000円処は昨年の高値水準で
もあり、戻り待ちの売り圧力が意識されや
すいところにある。
また、本日は、先週末13日に598円高と大
幅上昇した翌日であり、いってい程度の
下げは想定内との見かたが多勢にあった。
そんななか、反落とはなったものの、本日
の動きは予想以上に底堅いものになったと
見れる。
日経平均の次の上値メドは、昨年10/2付け
たザラ場ベースでのバブル後最高値24448.
08円(終値ベース24270.62円)。
新たな手掛かり材料待ちではあるものの、
円安などの後押しあれば、目先に試しにい
く可能性は十分にある。
とはいえ、海外投資家はクリスマスに向け
て離脱するなか、商いは低下していく見込
み、本日の東証一部の売買代金は2兆円割れ
とさえず、一端は調整となる可能性もある
か。
ただ、一端は調整なった場合でも、下方に
5日線(23640円)のほか、上向きある25日
線(23377円)が控えるなど、中期上昇トレ
ンドは保たれる見かた。
明日、いったんは調整、23500円-24000
円レベルでの値固めか、それとも24000円
より上に進むのか、その動向が注目される。
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