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8/30東京市場概況と来週の見通しをお伝
え致します。
日経平均は大幅反発(243円高) 終日堅調
な展開となり20700円台で大引け
朝方から買い優勢の展開となった。前日
の米株市場が米中対立の緩和期待から上
昇、NYダウが326ドル高と、上げ幅が
それなりに大きいものとなっていたこと
などが好感された。
主力銘柄を中心に幅広く物色される展開
となり、日経平均は180円近くの上昇で
スタートすると、その後に200円超えの
上げ幅に。20700円台に乗せて、前場の
取引を終えていた。
後場も高値圏でしっかりとした展開が続
き、13時過ぎに、この日の高値20748.
35円(287.42円高)を付けた。
そのまま、終値でも20700円台を確保し
た。
日経平均終値は+243.44円の20704.37円。
東証1部の出来高は12億762万株、売買
代金は2兆215億円。
騰落銘柄数は値上がり1970銘柄、値下
がり144銘柄、変わらず35銘柄。
業種別では値上がりが32業種、値下が
りが1業種。
値上がりトップは石油・石炭、証券・
商品、ゴム製品。
値下がりは不動産のみ。
来週の見通し
今週の取引は雰囲気の良い終わり方と
なった
米中貿易摩擦に対する懸念が後退して
いるほか、ドル/円相場が落ち着てい
ることから、日本株の底入れ感が台頭
したもよう。
ただ、依然としてトランプ米大統領の
唐突な発言に対する警戒感が残ってい
るほか、来週は、欧州や米国、中国で
の経済指標の発表が相次ぐことから、
ここから戻し一辺倒とはなりにくい、
経済指標の内容を見極めていく展開と
なりそうだ。
また、本日こそ東証一部の売買代金は
2兆円超えとなったものの、続き、エ
ネルギー不足感は否めない、商いが膨
らまない限り上値は限定的か。
現状では、日経平均は21000円に近付
くにつれて、上値の重さが意識されそ
うにある。
テクニカル面から見る日経平均は、足
元で抵抗線となっていた移動平均線チ
ャートの5日線(20472円)回復して、
20700円台まで上昇している。
来週はすぐ上に控える25日線(20789
円)を超えれるかが焦点。
8/6に付けた直近安値20110.76円か
らおよそ1ヵ月、チャート形状の好転
が見られれば、底打ち感への期待が高
まるタイミングとも見れそうだ。
来週の日経平均の予想レンジは20500円
-21000円。
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