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8/2東京市場概況と来週の見通しをお伝
え致します。
日経平均は大幅反落(453円安) 一時は節
目21000円割れの場面も
前日の米株市場が米中貿易摩擦の激化懸
念から大幅下落、為替ドル/円が円高方
向振れたことなどが重しとなり、本日の
日本株は朝方から売られる展開となった。
日経平均はスタートから300円超えの下
下落、中国・上海総合指数の下げや、東
京時間に入っても円高の勢いがとまらず
にあったことなどが重しとなり、後場の
前半には心理的な節目21000円割れ、一
時は20960.08円(580.90円安)まで値を
落とす場面が見られた。
ただ、その後は大きく売り込まれること
はなく、14時以降には買い戻しが入り、
大引けが後場の高値、戻しは限定された
ものの節目21000円は維持された。
日経平均終値は-453.33円の21087.16円。
東証1部の出来高は15億4404万株、売買
代金は2兆8250億円。
騰落銘柄数は値上がり129銘柄、値下が
り1994銘柄、変わらず26銘柄。
業種別では全33業種が下落。値下がりト
ップは鉄鋼、非鉄金属、海運。
来週の見通し
主力処の決算発表はおおむね一巡、今回、
過度に警戒されていたほど、決算内容は
悪くなく、発表後に買い戻される銘柄も
多く見られている。
ただ、輸出関連などは続き、為替ドル/
円の動向が気掛かり、今晩の米雇用統計
後の動向、また米中貿易摩擦懸念が再燃
したなかでの動向が気掛かりであり、手
掛けにくさは残る、それらが日経平均な
ど指数へ影響をあたえそうだ。
そのため、不安定な相場環境のなか、外
部環境の影響を受けにくい中小型株へ物
色は向かいやすい、決算発表が続くなか、
それら好業績が確認された中小型などに
活路を見出したいところ。
また、日経平均についても、今年に入っ
てからは21000円辺りまで下げると反転
することが多く見られている、今回も同
様の展開を期待、本日の後場も21000円
下回る場面では下げ渋った、東証一部の
売買代金は2兆8250億円と膨らんでおり、
当面の売りを出尽くしたとも見れるだろ
う。
一段安となった場合には、6/4の安値20
289円を下回る前に反転できるかが焦点
となりそうだ。
来週の日経平均の予想レンジは20300円-
21700円。
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