伝え致します。
日経平均は3日続落(341円安) 後場に売り
が強まり下げ幅拡大
本日の日本株は朝方から売り優勢の展開
となった。
トランプ米大統領が、メキシコからのす
べての輸入品へ5%の関税をかけるとした
ほか、不法移民の流入が止まるまで実施
すると表明したことなどが重しとなった。
日経平均は前場、270円の下落幅となっ
た後、戻りは限定されていたものの下げ
渋り、20780.76円(161.77円安)で引け
ていた。
後場に入ると改めて警戒ムードが強まり、
ドル/円が109円を割り込むなど、円高
に勢いがついたことも重なり、リスクオ
フムードを高めた。
日経平均は、下げ幅が300円を超えても
売りは止まらず、終盤には20600円を割
り込む場面も見られた。
日経平均終値は-341.34円の20601.19円。
東証1部の出来高は14億3886株、売買
代金は2兆3336億円。
騰落銘柄数は値上がり374銘柄、値下が
り1688銘柄、変わらず78銘柄。
業種別では値上がりが1業種、値下がり
が32業種。
値上がりは水産・農林のみ。
値下がりトップは鉱業、転送用機器、
ガラス・土石。
来週の見通し
不安定な相場展開が続くと予想される。
トランプ米大統領がメキシコからの輸
入品に関税を課す考えを示したことで、
投資家心理が悪化、米株や上海株が大
きく崩れた場合は、日本株も下値を模
索となりそうだ。
ただ、週半ばから週末に発表されるIS
M製造業景気指数や雇用統計などの重
要指標の内容が良好、また内容に前向
きな見かたが広がり、米経済の底堅さ
に期待が出てくれたば、安心感が広が
って短期的に自律反発する可能性もあ
るだろう。
また、6月下旬に予定される20ヶ国・
地域(G20)首脳会合を前に、米中協議
に関連して何らかの動きがあるかも
注目される、中国政府が6/4の天安門
事件30年をタイミングにして米国との
話し合いに前向きとなる可能性もある
と見れている。
日経平均は5/14の安値20751.45円を
下回った。
節目20500円がサポートになるかが焦
点となるほか、今年2月の安値20315
円あたりまでは一気に下押す可能性
もあるといったところ。
来週の日経平均の予想レンジは20300
円-21300円。
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に関する外部評価の変化等により、売買に支
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