伝え致します。
日経平均は小幅に続伸(18円高) 買い先
行後に売りに傾くも持ち直す展開
前日21日の米株市場が上昇していたこ
となどが好感されて、休場明けの東京
市場は買いが先行、日経平均は100円
超えの上昇でのスタートとなった。
ただ、円高進行や、治験中止のエーザ
イ<4523>を中心に医薬品株が下げる
などのネガティブ要因があり、日経平
均は下げに転じた。
日経平均は前場終盤に201542円(66.
89円安)まで値を落とし、ほぼ安値圏
で前場の取引を終えてた。
後場は売り圧力が和らぎ持ち直す展開、
終盤14時以降はプラス圏に浮上する
場面が見られ、終値でもプラス圏を確
保した。
日経平均終値は+18.42円の21627.34円。
東証1部の出来高は13億6559万株、
売買代金は2兆6254億円。
騰落銘柄数は値上がり1392銘柄、値下
がり653銘柄、変わらず95銘柄。
業種別では値上がりが25業種、値下が
りが8業種。
値上がりトップは石油・石炭、鉱業、
海運。
値下がりは医薬品、水産・農林、保険
など。
来週の見通し
今週、注目された米FOMCを無難に通過
した見かた。
日本株にとって為替ドル/円が円高方向
に振れたことは重しだが、米株市場の
上昇基調は続く見られ、米株が最高値
を試すような展開になれば、日本株も
上値追いとなるなるだろう。
また、26日が3月・9月期決算企業の
配当権利付き最終売買日、翌27日が
配当落ち日となる。
週初は配当・優待志向の物色が強まり
やすい見通し。
配当落ち後も、配当再投資による買い
需要が見込まれており、相場全体の下
支えとして意識されやすい見通しにあ
る。
引き続き外部環境次第に面が強く、米
中協議を巡る懸念が再燃するなどすれ
ば、楽観ムードが後退しかねないが、
基本的には強きスタンスをとっておき
たいところ。
その他、スケジュール面では、25日に
3月独IFO業況指数を発表予定、予想
を大幅に上回る改善となった3月の独
ZEW景気期待指数に続き良好な内容と
なれば、欧州株高が日本株に好影響を
与える可能性あり。
26日には2月米住宅着工件数、27日
には1月米貿易収支を発表予定、米
金利低下や米中摩擦の影響などが注目
される。
来週の日経平均の予想レンジは21300
円-22000円。
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