伝え致します。
日経平均は小幅続伸(14円高) 朝方の買い先
行後に失速 その後は様子見姿勢の展開
朝方はおおむね堅調だった米株市場の流れ
を引継ぎ、買い優勢の展開になった。
日経平均は一時、20900円台に乗せる場面
が見られていた(20929.63円(156.14円高)。
しかし、その後は1月の財新中国製造業P
MI(購買担当者景気指数)の悪化が伝えられ
ことなどがり、利益確定売りなどに押され
て一時はマイナス圏に、再びプラス圏に浮
上したが上値重く小幅高で前場の取引を終
えていた(20797.24円(23.75円高)。
後場、やや強めに始まったののの、米雇用
統計の発表前であるなど、様子見姿勢が強
く、一段と買い上がる流れにはならず、引
けまで前日終値近辺でこう着、、終値では
プラスを確保した。
日経平均終値は+14.90円の20788.39円。
東証1部の出来高は14億1807万株、売買
代金は2兆4860億円。
騰落銘柄数は値上がり793銘柄、値下がり
1268銘柄、変わらず66銘柄。
業種別では値上がりが11業種、値下がりが
22業種。
値上がりは精密機器、医薬品、空運など。
値下がりトップはその他製品、海運、銀行。
来週の見通し
来週は決算などを手掛かりとした個別での
日替わり物色が中心の展開。
ここまで決算内容によって明暗が分かれる
株価の推移が目立っている。
来週も1200を超える企業の決算が予定さ
れており、決算内容を手掛かりとした個別
での日替わり物色が中心になりやすい。
注目されるのは6日のトヨタ自<7203>、ソ
フトバンクグループ<9984>。これまで決算
の内容が悪かった企業も、事前に株価への
織り込みが進んでおり、相場戦隊を巻き込
むようなショック安には至っていない、こ
れらが無難に通過すれば、日経平均は心理
的節目の21000円を試す可能性があると見
られる。
中小型株に関しては個人の需給を悪化させ
たサンバイオ<4592>の急落について、一気
に需給改善に向かう可能性はないとはいえ、
今後は市場全体の反応が限られてくる見か
た、マザーズ指数の落ち着きとともに、今
回下げが波及した他の中小型株などへは見
直しの動きが見られるだろう。
来週の日経平均の予想レンジは20500円-
21300円。
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