1/4東京市場概況をお伝え致します。
日経平均は大幅続落(452円安) 一時は770
円超えの下落幅 一巡後は下げ渋り
朝方から売りが先行、年末年始の国内連休
中の間に外部環境が悪化、米株が下落して
いたことや為替ドル/円が円高方向に振れ
ていたことを嫌気された。
日経平均は一時、下落幅を770円超えまで
拡げる場面が見られた(安値19241.37円(7
73.40円安)。
その後、安値圏でのもみあいが続いたが、
やや下げ幅を縮小して前場の取引を終えて
いた(前場終値は19407.40円(607.37円安)。
後場、上海株の上昇や時間外での米先物の
上昇が支援材料となり下げ幅を縮小。
ただ、積極的に買いを入れる向きは限られ
て、戻りは限定された。
日経平均終値は-452.81円の19561.96円。
東証1部の出来高は15億5130万株、
売買代金は2兆7718億円。
騰落銘柄数は値上がり598銘柄、値下がり
1475銘柄、変わらず56銘柄。
業種別では値上がりが6業種、値下がりが
27業種。
値上がりは電気・ガス、陸運、石油・石炭
など。
値下がりトップは精密機器、電気機器、機
械。
来週の見通し
来週は日米株式市場ともに底固めの週にな
る見通し。
世界景気の減速懸念で、すでに大幅な調整
を余儀なくされており、割安感が株価の下
支えとなるだろう。
日経平均のPBR(株価純資産倍率)は12/25
に0.99倍まで低下し、その後は1倍を上
回って推移と、これをメドにいっていの底
型さを示している。
悪材料に敏感に反応する相場が続くなか、
今晩に米雇用統計の発表を控える。
米株、為替ドル/円の反応次第では、軟調
な展開が予想されやすいが、多少の円高な
ら大きな減益要因にはならない見通し。
日経平均やNYダウともに、直近安値を割
り込まずに反転、上昇につながるかが焦点
となりそうだ。
その他、昨年1年間で海外投資家は日本株
を5.6兆円程度売り越しており、年明けか
らの買い戻しに期待したいところでもある。
来週の日経平均の予想レンジは19200円-
20500円。
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