え致します。
22日概況 日経平均は反発(139円高) 買い先
行後マイナス圏沈むも後場に再浮上
前日の米株市場でハイテク株主体のNASDA
Qが上昇となったことや、為替ドル/円が円
安方向にあったことなどが好感されて、日
本株は買いが先行した。
その後、3連休前であることや中国・上海
総合指数がマイナス圏で推移していたこと
などが重しとなり、売り圧力が強まると、
日経平均はプラス圏からマイナス圏に沈み、
前場を21504.00円(3.54円安)で引けてい
た。
しかし、後場はプラス圏を回復して始まる
と、その後はじり高基調。
値下がりから値上がりに転じる銘柄も増え、
日経平均の上げ幅は再び3桁に拡大。
3連休前で商いの盛り上がりは欠けたもの
の、引けまで買いの勢いは緩まず、本日高
値圏で取引を終えた。
日銀によるＥＴＦ(上場投資信託)買い観測
が、ポジション調整の買いを誘った見かた。
日経平均終値は+139.01円の21646.55円。
東証1部の出来高は12億162万株、
売買代金は2兆810億円。
騰落銘柄数は値上がり1451銘柄、値下がり
580銘柄、変わらず81銘柄。
業種別では値上がりが27業種、値下がりが
6業種。
値上がりトップは水産・農林、陸運、食料
品。
値下がりは鉱業、海運、鉄鋼など。
来週の見通し。
トランプ大統領と中国の習近平国家主席が、
アルゼンチンで30日から開かれる主要20
ヶ国・地域(G20)首脳会合にあわせ、米中
首脳会談を行う。
来週は首脳会談の結果待ちとなり、様子見
姿勢の展開となりそうだ。
様子見姿勢の見通しだが、日経平均は本日、
一端売られた後に再浮上、引けにかけてま
で、買いの勢いが緩まなかったことを考え
ると底打ち感が意識されているように見ら
れる。
米中貿易問題を巡る要人発言などがプラス
に働けば、戻しを試す展開となる可能性も
あり。
その他、感謝祭明け23日の「ブラックフ
ライデー」から米年末商戦が始まる。
ある程度の好調は見込まれているが、明る
いニュースが出れば追い風となるだろう。
来週の日経平均の予想レンジは21200円-
22300円。
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