今回は、サーキットブレーカーについてお話いたします。^^
売買立会には、ストップ高・ストップ安といった固定的な値幅制限がないサーキットブレーカー(CB)制度を採用しています。
しかし、あらかじめ設定した幅(CBの値幅)外の価格で売り買いの注文が対当する場合には、CB発動時刻から5分間立会が中断されます。
例えば、東京金の8月のCB幅は100円です。
100円以上動くとCBが発動されます。
そして立会を再開する時には、当初のCBの値幅を拡大した上で立会を再開します。
これを「サーキットブレーカー(CB)制度」といいます。
例えば、東京金の場合は、、、
1回目のCB発動後 = 100円 (当初値幅)+ 100円(拡大値幅)= 200円
2回目のCB発動後 = 200円 (直前のCB幅)+ 200円(拡大値幅)= 300円
3回目のCB発動後 = 300円 (直前のCB幅)+ 100円(拡大値幅)= 400円
4回目以降、CBが発動した場合は、CB幅の拡張はありません。
CB発動時刻から5分間中断した後、立会を開始されます。
※相場状況によっては中断時間及び拡大値幅を変更されることもあります。
サーキットブレーカー制度により売買立会が中断されている間は、売買注文(新規、訂正、取り消し)は受付されますが、約定することはありません。
商品によって当初のCBの値幅などが異なりますので、ご注意下さい。
詳しくは取引所をご確認ください。
<8月中のCB幅>
東工取→ http://www.tocom.or.jp/jp/guide/cb/index.html
東穀取→ http://www.tge.or.jp/japanese/whats/news/pdf/shijou/CB201107(2).pdf