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盲導犬引退後の生活 <グース15才>

札幌市近郊にお住いの若松さんのご自宅にお邪魔し
老犬委託ボランティアについて、いろいろなお話を
聞かせて頂きました。

若松さんのご家庭で暮らす引退犬グース♀(15才)、
ペットとして家族になったイヴ♀(12才)
そして、老犬委託ボランティアのお仲間の
マイティ♂(14才)も駆けつけてくれました。
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<左:イヴ 真ん中:マイティ 右:グース>

グースは、子犬の時にパピーウォーカーの若松さんのご家庭にやってきました。
お子様が進学され家を出られるのをきっかけにパピーウォーカーのボランティアを
はじめられ、グースは2頭目のパピーでした。
マイペースで甘え上手、手の掛からない子だそうです。

お話を聞いている間も、
何度も私の膝の上にアゴをのせてくる仕草がとてもかわいかったです。

グースのお友達のマイティは
ハーネスをするとびしっとお仕事を
していたんだろうな、と思うけれど
今ではすっかり甘えん坊で気が小さく
飼い主さんいわく盲導犬だったの?と思わせるほどだそうです。
お話を聞いているときも、ふんふんと甘えた声を出してアピールしていました。
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いろいろな性格の子に出会えるのも楽しさのひとつだそうです。



グースもユーザーさんのところでお仕事をがんばっていたころは
ユーザーさんとも息の合った歩きで、優秀な盲導犬として活躍していました。
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盲導犬として活躍したグースが現役を引退して
また、お家に戻ってきた時はとても嬉しかったそうです。

映画やドラマのような感動的な再開…とまではいかなかったようですが
かつて自分のいた場所だったことを覚えているようで、気づくとパピーの時に
好きだった場所にいたりすることがあり、グースも戻ってきたことがわかったようでした。
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グースが引退後、家にやってきた頃は
今までユーザーさんと一心同体で行動してきた習慣が
やはり抜けないようで、
出かける時は一緒に出かけたがり
1人での留守番もとても不安がっていたということもあったようです。



ユーザーさんとの現在のお付き合いについてですが
一般的に付き合いがないケースも多いようです。
グースの場合、元ユーザーさんがたまたま近くの介護施設に入所されたそうで
それをきっかけに、今でも親交があります。
元ユーザーさんの所に行く準備をしていると、
会いに行くのがわかるようで
グースもそわそわして、会うのを喜ぶのだそうです。


パピーから、引退後まで
グースと、協会を通じていろいろな事が学べると
若松さんはおっしゃいます。

犬の育て方などの知識やスキルももちろんですが、
ボランティア仲間とも一生もののお付き合いが生まれます。

パピーでも老犬でも
協会の支えがあるのですごく安心だそうです。

犬を飼いたいという方には
パピーウォーカーはすごくおすすめですし、
そして老犬も訓練とお仕事の経験があるので
飼いやすいと話されていました。




――パピーから老犬になるまで犬たちと付き合えることも
  あるのだと知り犬にとっても人にとっても
  幸せなことだなと感じました。
  現役で活躍してきた労をねぎらった穏やかな生活に触れ
  幸せのおすそわけをしていただいたようで、
  温かい気持ちになりました。





おやつのカンパンをみんなで「待て」中。
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この後…「よし」の前に、カメラのシャッター音で
みんな食べちゃいましたにひひ
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