近年、マイクロプラスチック問題が地球の大きな課題となっています。

海の汚染。

海洋生物が飲み込んでしまう。

人間がそれを食す。

人体でも既にマイクロプラスチックが検出されていて、脳障害をも引き起こしていると言われています。

また、空気中にもマイクロプラスチックが含まれている可能性があるということです。

 

東京大学理化学研究所 相田研究室では、さまざまな未来のプラスチックの研究が進められており、既にいくつかの夢のようなプラスチックが製造されています。

 

その原料は、アメリカ食品医薬局(FDA)が安全性を認める物質2つだと言います。

 

 

 

「塩で溶けるプラスチック」

海は勿論のこと、土の中の微量な塩分によって溶けて消えてさらには堆肥になる可能性もあるプラスチックが既に開発されています。

 

「燃えないプラスチック」

火にあぶられても、炎が出ずに焦げるだけのプラスチックが開発されています。

火災の類炎を防ぐ可能性がある。

 

「自己修復できるプラスチック」

切断されたプラスチックをくっつけているだけで、自己修復し、強度が戻るというプラスチックも開発されています。

現在問題となっている、下水道管の経年劣化などの問題解決につながる可能性が期待されています。

また、振動による亀裂を修復できる可能性があり、将来タイヤに使用されパンクを防ぐ可能性もあるとのこと。

 

「弾力性があるプラスチック」

変形と修復が可能な弾力性があるプラスチック。

硬さと弾力を備えているプラスチックだそうです。

 

「引っ張り強度のあるプラスチック」

アルミ合金にも匹敵した、引っ張り度を備えた薄いテープのようなプラスチックも開発されています。

将来の食品パッケージへの使用の実現化が期待されているそうです。

 

 

 

理化学研究所 相田卓三教授

東京大学 大学院工学系研究室「相田研究室」

 

↓2回目は最新盤のみ、TVerにて11月8日(土)10:59分まで閲覧可能です。

https://tver.jp/episodes/epm90t50ap

 

 

 

↓1回目 YouTubeにてショート動画が閲覧可能です。8分29秒

 

 

 

 

2025.10.25 ブレイクスルーより

1回目、2回目放送のフルバージョンです。

 

↓こちらは有料です。