ピッケル、アイゼン、スノーシューなど雪山装備を一揃え、レンタル含めて事前に準備してもらったのですが、予想以上の暖冬っぷり。登山口からしばらくは、「冬靴履いて、晩秋の装いをお楽しみいただく」という異例の12月・八ヶ岳登山となりました。
凍結が進みつつある、みどり池
雪が、ない・・・(井上陽水風)。あったかいんだからぁ~と心の中で歌いつつ、本沢温泉へ到着。受付に行くと、「飛込みがなければ、今夜はお客様たちだけです」というまさかの貸切! やっぱり平日はいいですね~。
冬季風呂のしゃくなげの湯でじっくりしっかり温まり、部屋に戻ればストーブにコタツ。いや~我が家より暖かい。なんという幸せ(^_^)
「おでん」でお腹の中までぽっかぽか
そして、期せずしてふたご座流星群のピークと当たり、夜は星空天体ショー。上空にじゃっかん雲はありましたが、流れ星をしっかりと眺めることができました。
そして、翌日。
西から天気が崩れてくるのを感じつつ、硫黄岳めざして出発。標高を上げるにつれて徐々に雪が現れて、ようやく冬山らしくなってきました。
山頂到着!
樹林帯を抜けてからは、岩と雪のミックス状の足元に注意しつつ、さらには風でバランスを崩さないように歩かなくてはいけなかったので、気を使いましたね。
しっかり発達したエビの尻尾。山の上は、やっぱり冬でした。
本沢温泉からの帰路は、カラマツの葉を踏み踏みまた晩秋に逆戻りとなりましたが、思いがけず幅広い季節を味わえた、楽しい二日間でした。どうもありがとうございました&お疲れさまでした!