皇海山 | カンスケやま日記

カンスケやま日記

登山ガイド・カンスケが綴るつれづれ山日記です。

ガイドの山
ガイドのお仕事で皇海山に行ってきました。
ちなみに、この山は「すかいさん」と読みます。
なかなか難読ですよね。。。

江戸時代には「庚申三山早駆け」がはやり、
栃木県側から庚申山~鋸山~皇海山へと縦走する人たちが
多くいたそうです。
しかし、こちらのルートは道のりも長く、しかも険しいときた・・・汗
というわけで、私たちは群馬県側の不動沢コースで山頂を目指しましたおいしい!

皇海山周辺の天気予報はくもり。
山頂の予想気温は最高2度、最低が-4度とある。
寒そうだなぁ・・・汗
雪が降らないように祈るばかりなり雪だるま

まずは登山口へ。
薗原ダムから県道62号線をすすみ、途中から倉見川沿いの林道へ。
「皇海山」と書かれた小さな看板が出ているので、
見逃さないようにするのがポイント。
林道をひた走ること2時間車
あんまり長いのでタヌキにでも化かされているんではないかと
心配になるほど・・・汗

やっとこついた登山口。
そろそろオフシーズンだというのに、けっこう車が停まっている。
さすが百名山だな、うん。
気温は低いが、思ったほどは冷え込んではいない。
10度以上はあるぞ。
準備体操をしてスタート!

林道を少し歩いてから不動沢へ。
入り口にはもちろん、道中ふんだんに赤布がついています。
昨年来たときにはこんなになかったなぁ。。。
おかげで迷いやすかった沢筋の道も、わかりやすくなりました。
途中、何度か沢を渡りながら進んでいきます。
増水していなければ、沢幅も狭く水量も少ないので、
登山靴を濡らさずに歩けます。

2つ目の二俣を過ぎたところから徐々に勾配があがります。
沢どうしに行くので、凍結時は要注意。
今回も少々凍っていました。
沢から離れるところからグーンと60mほど急勾配。
いちおうトラロープが付いているけど、
段差がきつく、木の根をつかみながら体を引き上げます。
頑張って登りきったところが不動沢のコル。
鋸山のギザギザに続く峰が見渡せます。

ここからはもうひと踏ん張り。
樹林帯の道を1時間ほど登ると青銅の剣に到着。
この剣は、庚申登山の先達が奉納したといわれています。
ほどなくして皇海山の山頂へ!
段差の大きい登りが続いたので、けっこうしんどかったですね~えへへ…

帰りは、コルからの下りが核心。
霜柱が溶けてぐちゃぐちゃになってスリップ注意の状態。
急勾配の箇所では、念のためフィックスロープを使って下降しました。

スタートから6時間20分、無事に皇海橋へ到着。
降りついた時には吐く息が白くなっていました。

みなさん、寒いなか本当にお疲れ様でした。