ご訪問ありがとうございます。
どうも地震以降、体調を壊される人がすごく多くて、今は再びコロナ感染が拡大しており、私も仕事が大忙しです。
雨季だということもあり、毎日、雨が降ったりやんだりで、やむと灼熱の暑さで、お天気が安定しないのも体調を崩される原因になっているようです。
また、食べ物が腐りやすいので、急性胃腸炎の患者さんもすごく増えています。
毎回言い訳ばかりになっておりますが、今は、なかなかブログを書く時間が取れない状態なので、今回の記事もショート記事になってしまいます。ごめんなさい。
前回は、ニギハヤヒについて、記紀、先代旧事本紀等の古史古伝に描かれている内容の違いと、ニギハヤヒに関連する神社のうち石上神宮と宗像神社についてご紹介しました。
今回は、「古社から読み解くニギハヤヒの履歴 その2」の第二弾として、大神神社に記されたニギハヤヒの履歴について紹介したいと思います。
大神神社(おおみわじんじゃ)
大神神社は大物主神を祀る大和国一宮で官幣大社なります。
石上神宮と並ぶ、大和では最古級の古社になり、神社好きには大人気の神社になります!
源九郎とよさんも、大神神社の信者さんですし、源九郎稲荷神社の管理人で語り部の中川さんは、大神神社全国崇敬会の会長さんでもあるんですよ~!
大神神社の主祭神は大物主神です。
大物主神は、古事記では「出雲のオオクニヌシの前に現れ、国造りを成就させるために力を貸す」という場面で登場します。
「大和の三輪山の上に祀るように」と自ら三輪山に鎮座することを望んだとされています。
詳しくは、源九郎とよさんの古事記解説のブログを読んでくださいね。
出雲の須賀の三室山、別名・須我山をそっくりそのまま、大和で名づけたのが「大神神社」のある三諸山(三室山)であり、現在は三輪山と呼ばれるようになっています。
この三輪山に鎮座する大神神社がある一帯(桜井)は、神が守る特別な場所とされています。
大神神社がある桜井市三輪から金屋周辺にかけては、当時「海石榴市(つばいち)」という一場も開かれていた賑やかな地域でもありました。
石上神社がある布留地域と同じく、政治・経済を担うのに適した土地だったことがうかがえます。
さて、この三輪山に鎮座されている「大物主神」という神様は、いったいどのような神様なのでしょうか?
大神神社では、配祀神にオオナムチ(大己貴命)が祀られていることから、大国主(=オオナムチ)ではないことがわかります。
大物主が主祭神とされている
栃木の大神神社には、倭大物主櫛𤭖玉命 (やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)
群馬の美和神社には、大物主櫛甕玉命(おおものぬしくしみかたまのみこと)
が祀られており、櫛玉が大物主と同一神とされています。
櫛玉は、ニギハヤヒの別名天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊(あまてるくにてるひこあまのほのあかりくしたまにぎはやひのみこと)です。
また、兵庫の井関三神社では、櫛玉(くしたま)がニギハヤヒと合体し、天照国照彦火明櫛玉饒速日命として祀られています。
福岡にある天照(てんしょう)神社も同じく櫛玉がニギハヤヒと合体して、天照国照彦火明櫛玉饒速日命として祀られています。
このことからも、櫛玉(ニギハヤヒ)と大物主である可能性が、とても高いと考えられます。
大神神社には、奈良市内に境外摂社である「率川神社」があります。
「率川神社」は、大和国一之宮で奈良市最古の神社になります。
御祭神は、ニギハヤヒの娘であるヒメタタライスズヒメ(別名イスケヨリヒメ)になります。
このことも、大物主がニギハヤヒである可能性が強いことを示唆しておりますね。
次回は、籠神社が示すニギハヤヒについてご紹介しますね。
源九郎稲荷神社関連サイト
源九郎とよさんと妹さんが、社務所建て替えのために情報発信をはじめたSNSは次のとおりです。
〇 漫画で見る「源九郎稲荷神社~復興への道」はこちら
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